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秋桜です。レスをありがとうございます。
>脳炎で高次脳機能障害になることもあるのですね。
>
>JDD総会の講義で拝聴したこと、
>自閉症者は健常者に無い炎症が脳で起きているということでしたが、
>それが原因とはまだ言い切れなさそうですね。
他にも脳血管系の疾患や外傷で高次脳機能障害になると自閉症によく似た症状が出現することがあります。
当時一緒に働いていた上司の先生とも「これだけ似た症状が出るんだから、やっぱり自閉症というのは脳のネットワークの問題なんだね」という話をしていました。
また胎児の頃に母胎が感染症にかかると胎児にも影響がある疾患があります。代表的なのは風疹ですが、他にもサイトメガロウィルスなどがあります。その影響で低出生体重児として生まれた場合は色々リスクがあります。
講義をされた先生がどのような意図でお話しされたのかは分かりませんが、私が働いていた臨床現場では自閉症によく似た高次脳機能障害のケースというのは少なからずいますが、一般的な自閉症としてひと括りにするのは少し違う印象があります。
むしろ発達障害という観点でとらえた方が妥当なのでは、というのが私の考えです。医療関係のテキストでは発達障害というのはかなり広い範囲でとらえられています(視覚障害、聴覚障害、脳性まひなども発達障害と考えています)。そういうつもりでおっしゃったのならば、私も「そうだろうな」と思います。
>となると、幼い頃からのしつけというのも、
>効果は大きいのですか。
>女性は謙虚にという、昔からあった社会の風潮も
>関係しているかもしれませんね。
そういう意味で早期療育というのは大切なのだと私は思っています。
ただし今までの女性のしつけ、というのはかなり締め付けや禁止事項も多かったから、これからはもう少し違ったアプローチが必要なのかな、とも感じています。
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