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▼おっかなびっくりさん:
管理人の秋桜です。レスをありがとうございます。
>突然失礼いたします。
>JDD講演2発達障害研究の現況で(浜松医科大学の中村先生)ドパミン神経系の機能亢進のせいでドパミン神経系に炎症がおきている、とありました。
>大会資料にも載っていますよ。
早速大会資料をチェックしました。ありがとうございます。
また、私が「炎症」ということばに違和感を持った理由もよく分かりました。
医療の世界、とりわけ外科などの世界で炎症という場合、
>発赤、熱感、腫脹、疼痛を「炎症の4徴候」という。また、機能障害を含めて「炎症の5徴候」ともいう。(Wikipedia「炎症」より http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%82%8E%E7%97%87)
と言われています。
そしてこれらと血液検査でCRP値や白血球数などをチェックしたうえで炎症反応が出ているかを確認するのです。
特に急性脳症の場合はウィルスや細菌の培養検査などもしますから、それらの状況を総合的に判断して「炎症」と判断します。
自閉症の場合このような既往歴がないケースがほとんどですから(脳炎や髄膜炎の後遺症の場合、カルテにその旨が記載されます)、それで「炎症?」と思ってしまいました。
今回の研究資料は炎症細胞で増加するとされている物質の数が増えたことで炎症反応が出ているのでは?と示唆されていました。
論文などで「推測される」「考えられる」とされている場合は仮説の段階であり、これからの研究でさらに中村先生がおっしゃっている「炎症」が起こるメカニズムが明らかになることが大切だと思いました。
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