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皆様ありがとうございます。
12/20にレス戴きました分につきまして、まとめてお返事させていただきます。
まず、
▼ケロロさん:
>私の場合は、体の動きには支障はなかったですが、
>集団行動は苦手でしたね。
集団行動が苦手だ、というのは、私がふだん入り浸っているADHDのフォーラムでもずいぶんと目にしたコメントですが、雑踏の音が苦手だったり、あるいは複数の人の意見をまとめることができない、ということを訴えていた人が多かったのを覚えています。
貴方にも似たような経験はございますか?
>マラソンができませんでした。
>一人では走れるのに、短距離はOKなのに。
>みんなでマラソンをしていて、
>他の子の靴音や息を聞いていると、
>自分が誰か分からなくなって、走れなくなる。
>で、毎年ビリでした。
私も、走ることは全般的にダメで、マラソンだけはかろうじて最下位を免れていました。
しまいに走ることさえドクターストップにされましたが、それだけ重症だったにもかかわらず、学校では変形性股関節症を「仮病」呼ばわりされました。
>あと、バレーボールはできない。
>あのスポーツは、集団の役割分担が瞬時に判断できないと無理ですね。
>あ、ボールが飛んできた、
>誰がレシーブするんだ?トスは?スパイクは?
>それは私がするのか?
>人間関係で疲れます。
チームワークを要求されるスポーツは、常に足手纏いとしてのけ者にされていました。
小学校のとき、全員参加のクラス対抗リレーで私の所属するクラスが最下位になったとき、「Chiquititaのせいで負けた」と袋叩きにされた嫌な思い出が今なお蘇ってきます。
続きまして、
▼みーぽんさん:
>一人でするスポーツはいがいと大丈夫。
>持久力はないのでマラソンはまるっきしダメですが、短距離はリレー代表選手一歩手前。
私は女子よりも鈍足でした。(;_;) おかげで女子にまで集団でいじめられたので、1985年に「おニャン子クラブ」がデビューしたとき、フラッシュバックを感じました。(でもなぜか「モーニング娘。」は平気です。年齢差のせいか?)
>水泳は得意。(今はまるでダメ)
>スキーもうまくないしフォームはかっこ悪いけど、みんなと同じところを滑れるし。リフトもとめないし。
(私は、誤診による誤った手術が原因で、一生スキーもスケートもできない体にされました。)
>縄跳びは二重跳びもいち早くマスター。
>逆上がりも人並みの速さで出来ました。
縄跳びは、異常なほど縄が足元に引っかかって転倒事故が多く、長縄跳びでは首が縄に引っかかって悶絶したこともありました。
>でも、球技はひどい。あまりにもひどい。
>そのため、体育の通信簿は2か3。
>自分でも、運動は苦手だという意識がすごく強くあります。
>>>私の場合はあまりにも体育の授業で他の生徒との格差が大きく、さらし者にされることも多かったために、在籍していた学校では体育の授業毎に「Chiquitita対策会議」なるものが招集されていたそうです。
その理由は、体育の授業に対して示す恐怖感が、(私の通っていた学校では)前例のないほどひどいものだったのも一つの理由です。
私は普通学級に通っていましたが、一部の教師が私に養護学校への転校を進言したのも、そういった事情があってのことでしたが、私も親も世間の偏見を嫌って猛反対した記憶があります。
続きまして、
▼わるなすびさん:
>私も他の方同様、体育は苦手でした。
>その中でも致命的だったのは バスケ サッカー など「他人とボールを競り合う」スポーツでした。
役割のはっきり決まっていないものが苦手、ということなのでしょうか?
>バレーボールが苦手だったと書かれている方がおられましたが、私はバレーの方がまだマシ・・。
>
>なぜかというと、バレーは 1.レシーブ 2.セッター 3.アタック と3ステップが基本ですね。その上、ローテーションで守備場所が決められている。
>
>ボールが自分の所に飛んでくれば、どの形かで(1.2.3.)返せばいいんです。(できなくて責められるのは別として)
>そのときの集団としての役割は果たせるんです。
>
>でも、バスケは一応「攻める人」「守る人」に分かれますが、自分が持っているボールを他人も触って奪おうとするんです。他人が持っているボールを奪いに行かなくてはならないんです。
>これが どの程度積極的に行っていいものか?? 感覚ができなかったですね。
状況をつかみにくい、という点では、我々当事者(もしくはその疑いのある人)はこういったものは苦手にする人が多いのかもしれませんね。
>この状態が息子に顕著に見られました。
>集団訓練で一度、バスケみたいなものをしたんです。
>ASの子ども同士3人一組で一つのボールを取り合って、ゴールに入れる・・。
>結果は・・やはりゲームとして成立しませんでした。
>(中略)
>その日の心理士さんからのコメントは
>「みんな ゲーム であることが理解しがたいから、ずっとボールを持ちたがる。
>もしくは しちゃいけないかな?って いらない気を回してボールを取りにいけれない。 これはゲームなんだ あくまで日常とは区切られた空間で、ルールに則って楽しむんだ ってことが解かりにくい。」
>と言われました。
あるいは、私はこういう捉え方をしていました。
ゲームに限ったことではありませんが、(今回のコメントとは別に)「自分の弱味を握られたくないために、一番手という状況にこだわる」という意見には、私の経験とオーバーラップするものを感じました。
最後になりましたが、
▼秋桜さん:
>体育の授業って着替えとかが面倒くさいから嫌だったけど、特に苦手意識はありませんでした。大体中学以降の成績は平均で4前後でした。あ、でも持久力がなかったので水泳とマラソンは嫌いでした。
私の場合は、体育の成績が1より上がることがなかったので、どうしても高校進学のときにどんなに試験でがんばってもハンディになる、といわれていました。地元の進学校では、内申書で、例え実技系であっても5段階評定に1科目でも「1」があると合格した例はない、という話も聞いていたため、はっきり言って不安でしたが、結局は特例が認められて無事合格しました。
>ただ水泳は顔が濡れる、塩素の臭いがきつくて嫌、という理由もありました。マラソンはアスファルトを走るのが苦手だったという理由もありました(マラソン大会ではトラックになると急にスピードが上がっていました)。
感覚過敏があるのでしょうか? 微妙な路面の感触の違いに神経質な人も、しばしば見受けられます。
>股関節が柔らかくて瞬発力があったので、短距離走、跳び箱やマット運動などは得意でした。バランスもわりといい方でY字バランスも取れるのですが、関節がすごくゆるいので、逆に揺れる電車の中では体が支えきれずにビヨーンと一緒に動いてしまいます。
私は異常なほど体が固く、長いこと胡坐がかけなかったのが昨年24年ぶりに可能になったほどでして、可動域が左右合わせても85度しかないので日常生活にも支障しています。(前後にも85度しか開かない)既にコメントしているように、よほどスパルタンなメニューでようやく満足のいく結果が出るというありさまで、担当の理学療法士にも呆れられたことがありました。
体育の授業では、跳び箱を横向きにセッティングすると開脚飛び越しは絶対不可能です。
>>>日常生活でもWCは和式便器が使えません。
>あと大学に入ってからヨーガを始めたのですが、これで大分平衡感覚と体幹部の筋肉が鍛えられました。発達障害の人は体の姿勢保持に関する筋力が弱いことが多いので、体幹部の筋肉を鍛えるような運動は有効だと思います。動きにキレが出てきますよ。
せっかくのアドバイスなので、ありがたくお受けしたいところですが、残念ながら、私のような末期の変形性股関節症には参考になりません。
プールでの運動以外では、ひたすら高岡秀夫氏の「ゆる体操」で関節の緊張を取る以外に有効な方法がないのが現状です。「チーム北島」にも匹敵するようなスペシャルトレーニングが必要なのかもしれません。(本当のことを言えば、プールでの水中体操は毎日やっても足りないくらいかもしれない)
私のケースは、身体障害が絡んでいるので極端な事例ですが、もし現に学校で体育の授業に苦手意識を感じられていらっしゃる方、あるいは現に子育て中でお子様が体育の授業に苦手意識を示されていられる方は、発達障害が運動神経を破綻させていることについての裏付けが取れていることを心に留めていただきたく存じます。
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