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▼ネガティブ母さん:
>こちらは当事者の方が多く拝見されているようなので質問させてください。
>小1の高機能児童の母親です。
>現在普通学級に通っております。
>1学期は「夏休みまでには2〜3人は友達が欲しいな」、
>2学期は「今はまだ無理、もう少し準備が要る」、
>そして今は「友達は要らない、つくらない」と変わってきました。
>現在も遊ぶお友達はおらず、1人で絵などを描いてすごしています。
♪あたしは、ひどくもがいてたから、救いの声さえ聞こえなかったの
誰かの唇が動くたび、この肌は色を変えていく…
これは鬼束ちひろの『We can go』という歌の出だしのところです。
たぶん『感覚過敏』な子が、学校の教室にいるときの様子ってこんな感じじゃないのかなという気がします。
恐らく愛息くんは、『友達』というものをつくりたいという気持ちは捨ててないと思います。でも、『がやがやした』から『きちんとした』雰囲気まで目まぐるしく変わってしまう普通学級の教室の環境に適応するのが精一杯だし、そもそもどういうふうに振る舞うことがそれに結びついてゆくのかが、つかめてないのだろうと思います。
>私は「友達はいてもいなくてもどっちでも良いもの」というスタンスで
>接していますが、やはり本人がどういう気持ちなのかが気になります。
>休み明けの朝の会などでは、「一週間の事」というタイトルで発表があるようで、クラスの子は「○○くんと遊んだ」等という話で盛り上がっていたりしているみたいですが、「僕は何もしていないから」といって発表拒否をしたりすることもあるようです。
単に『友達を』という言い方をしてしまうと、イジメなどやなことをする子も含めて『クラス全体』とつきあわなきゃというふうに捉えてしまって、後々トラブルに巻き込まれてしまう恐れもあります。
どちらかというと、人の気持ちの動きを解説する感じの絵本などを通して、『人付き合いの仕方』を親子で話し合って、人と接するときの緊張感を和らげてみるほうが、親友を得やすいのではなかろうかと思います。評論社の『心のなやみにこたえます』シリーズ
http://shop.yumetenpo.jp/goods/d/book-andou.com/g/877/index.shtml
などがお勧めです。
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