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▼Chiquititaさん:
こんにちは。
>私はエレベーターもエスカレーターも階段も、みんな下りが苦手です。下りのエレベーターが動き出すときの感覚と、上りのエレベーターが止まるときの感覚が、重力が急に小さくなって投げ出されるような感覚を伴うため特に苦手です。
>エスカレーターでも下りではこけることが多く、最近は階段の転落事故はほとんどありませんが、転落事故は必ず階段の下りで起きています。
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>また、普通に歩いたり走ったりしていても、転倒事故の発生確率は下り坂>>平坦コース>上り坂の順に高くなっています。
ええっと、これは定型発達の人でも階段は上りよりも下りの方が恐いと思います。元々上りよりも下りの方が重力の影響を受けやすく、姿勢保持の筋肉も多く使うからです。現に定型発達では階段の一足一段(普通の昇降の動き)上りが2歳台後半〜3歳前後、下りは3歳半前後と差があります。
年を取ってからだと階段の下りから困難になり、駅のエスカレーターも一基しかない場合、バリアフリーの観点では下りにするようにと要請が出ています(よく駅で上りだけにしているのはサラリーマンが急いで上れるようにとの判断なんだそうです)。
怪我に関しては一般的な統計をとっても下りが圧倒的に多いと思います。
ただ、発達障害がある場合、脳の関係上姿勢を保持する筋力が発達しにくい、視知覚認知に歪みが出やすいという特徴があってバランスを崩しやすいため、定型発達の人よりは苦手、ということは言えると思います。
>何でもないところでつまずきやすいのも、もしかするとつまずいた瞬間を認識したときに平衡感覚がパニック状態になるのでしょうかね?
これは平衡感覚だけではなく、足や身体の構造も関係してきます。私はつま先をバレリーナのように伸ばすことができますが、反対に足の親指を身体の方へ曲げることが90度位しか曲がらず、ほとんどできません。そのため、足を振り上げる運動があまりできず、平地でよくつまづきます。あと開張足(足の横アーチがほとんどない)で甲薄幅狭な上に身長に対して足も小さめなので、足首で身体を支えているという状態になっており、足を引きずるようにして歩いてしまうという癖があります。
この癖はきちんと靴のサイズを測って中敷を作るような靴屋で自分のサイズに合わせた靴を履くようになってから改善されましたが、合わない靴を履くと無意識のうちにやっているようです。
>そもそも急にこの問題が気になり始めたのは、現在の仕事場の建物に、踊り場のない長い階段が存在している場所があり、見ただけでも足がすくむからです。
発達障害だから、というわけではない気がします。うちの夫婦は高所が好きなタイプなのでわりと平気ですが、他の方はどうなんでしょうね。
一般的に三半規管が揺れや高所に対して敏感に反応してしまうタイプと鈍感なタイプがあるので、敏感なタイプの人は恐いのでは、と思います。
ちなみに私たち夫婦はどうも鈍感なタイプらしく、遊園地に行くと遊園地中のジェットコースターをはしごします。
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