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▼涙の母さん:
小学5年生のアスペ男児がおります。
2年生のときに診断を受け、3年生の時にクラスへカミングアウトしております。
うちは、他害やパニック、集団からの離脱 の激しい子で、
説明をして、配慮いただいた方が本人も落ちつくものですから、
以後、クラス替えのつど、説明しております。
> ところが親しい子供の友達の親から、クラスの子供の母親が息子のそういった問題行動を「息子のわがままだ。」といって噂をしていのを聞くと腹がたつ、本当の診断などが言えないのか、と心配している。と言われました。私としては、今後、周りの保護者に話す方が、障害を理解してもらいにくい我が子が配慮されたり、理解されたほうがいいと考えます。ただ主人は決して伝わり方によって、間違った噂を流されることで息子によくない。と考えるようです。
同じクラスには、説明をしたのですが、
別なクラスから説明を求められて、学年懇談の席を借りて、説明をしたことがあります。
自閉症児もそうですし、他の保護者の方もそうなんでしょうが、
「見えないことは怖い」のだと思います。
情報がない ということは、誰しも怖いと思います。
アスペルガーとしての言葉が一人歩きして、いじめにつながったりしないよう、
我が家では、障害特性をレジュメにして配ったり
(最初の年は配りましたが、個人情報保護法がとりざたされるようになってからは、その時間に一読してもらいだけで回収しました)
アスペルガーに関する本を教室においてもらって、回し読んでいただいたりしています。
そのうえで、レジュメには、うちの子の苦手なことや、対処法などを記載しました。
うちの子は、いろいろとアスペルガーとしての症状がはっきりしていて、
説明した方が理解を求めやすかったのです。
さらに、私自身も息子の自主参観に多い時で週1ででかけたり、
学校の役員やボランティアをひきうけたりして、学校にはちょくちょく顔を出しました。
同じような問題を起こす子がほかにもいたのですが、
そこの家庭の方は、参観日にすら顔を出さなかったので、とても評判が悪かったのです。
そこで、問題を起こす子の親というものは、学校に顔を出してきちんとした親を見せておくものだと思いました。
「この親にしてこの子あり」とか「親がこうだから、育て方なのね?」と、思われない証明みたいなものでした。
そうして学校へ顔だすことは、そうしたほかのご心配なさる家庭へのアピールであると同時に、
子供の様子を親が把握できるということ。
学校からの子供へのかかわり方も見ておけるということ。
そこで、学校とかかわり方について、あれこれ相談し、
息子に対して適切な配慮を考えていただけるというメリットがありました。
その結果、息子も落ちついた環境で、だんだん問題行動も減りますし、
そうして息子が落ちついてくると、
親の姿勢もよく評価されます。
親子共によく評価されると「アスペルガーは、みんなが困る障害じゃないんだよ」という啓蒙になります。
私のブログの、「子育て日誌」のカテゴリーを開いていただければ、
そういった経緯をあれこれ書いておりますので、
こちらはご参考までにどうぞ。http://blog.livedoor.jp/ohanami_road/
もしさしつかえなければ、個メールなどいただければ、
カミングアウトしたときのレジュメなどもご紹介いたしますよ。
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