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お久しぶりです。
以前にアスペルガーの息子のことで相談していたものです。
今は中学の進路を病弱養護にして息子が大きく成長できています。
支援者の観察力や障害の理解の違いで地獄から天国ほどにかわることを痛感して思わず書き込もうと思いました。
以前小学校にいた息子は廊下を走った。教室にいかずに保健室にいたことで「帰りなさい」と登校を拒否されたり、暴風雨の中で両手に荷物を持たされて傘もさせずに歩いて家にかえされ、私への電話では迎えに行くなと言った先生。その後、熱を出したことで先生に抗議をすると「フフン」と鼻で笑った先生。
教育委員会も保守に回ってしまう酷さに、息子は自殺未遂までした子でした。解離性障害から神経性心臓痛までおこして・・学校と戦った私でした。
ところが、学校も先生もかわり中学に入った息子は笑ったんです。少しずつ授業にも参加して、小学校の時のフラッシュバックに悩まされている息子を養護学校の先生は裏表なく息子の等身大をそのままに受け入れて育ててくれました。
息子の生きにくさも的確に判断して、障害以外の人間性までキチンと観察してくれていました。息子のもつ優しさや怖さ、弱さまで、私の感じていた以上のことを察知してくれて息子に居場所を作ってくれました。
息子は難しい子という私の言葉に「分かりやすい子」と言ってくれました。
本当に裏表のない接し方に私まで癒されて、本音で話が出来るんです。
担任の先生だけでなく、息子によりそってその魅力まで引き出してくれました。
息子は先生に相談できるほど先生に信頼をよせています。
以前の小学校で悪魔とののしられていた子が、やさしいくて公平な判断の出来る子と評価される違いってなんなのでしょうか・・・。
今は笑っていることが多い息子に先生方に感謝の言葉しか出てこないのですが、先生は「あたりまえの支援ですから」といいます。
本当にこの子供たちに「今」そして「未来にむけて」必要なのは「本当の支援」なのだと思いました。形や器ばかりそろえても、それを動かす人の資質が問われているように思いました。
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