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▼秋桜(管理人)さん:
>▼ぱんだねこさん:
>実は私の両親もぱんだねこさんと同じような家庭環境で育ちました。私の母方の祖父母はどちらもアスペルガーの要素が強い人たちでしたし、父方も発達障害の傾向があります。
秋桜さんのご家庭の様子を投稿で読ませていただいていつも思うのは
わたしの家庭は秋桜さんのご家庭よりひとつ世代が遅れている、
ということです。
年齢的にもそうかもしれませんが
秋桜さんの祖父母はわたしの両親にわたしは秋桜さんのおかあさんに
わが家の子どもたちは秋桜さんに重なるところが少しあるように
感じています。
能力という点でははるかに及ばないのですが
自分の親に疑問を持ち心理学などを勉強してみて
子どもを療育的視点から育ててみた秋桜さんのおかあさまに
子育ての先達という意味での共感を覚えます。
(とはいえ、わたしは優柔不断なところがあるので
とてもとても秋桜さんのおかあさまには遠く及ばないのですが)
>そのため両親とも祖父母の「家庭内ルール」に振り回されて育ったせいか、社会に出てからかなり苦労したようです。特に母はそういった価値観の混乱を整理するために心理学や精神分析の勉強をしたそうです。
そうですね。
わたしも今でも親のルールの影響から
完全には抜け出してはいないように思います。
親のルールとはたとえば母は正しさにこだわりがあり、
わたしが4,5才のときに親のために桃の皮をむいて
おやつを用意したのを何をやっているんだ!
こんなむき方じゃだめだ!と叱り付けられたというところから始まり
何を作ってもこれじゃだめなのだと作ったものを投げ捨てられてきたという
経験があります。
これは私に対してだけではなく家に漬物などを持ってきてくれた人にも
同様で、ひたすらこれは味が薄いとかしょっぱすぎるとか
批判的で決してほめることがなく
たいてい持ってきてくれた人を怒らせていました。
>母方の祖母とは一時期一緒に暮らしていた時期があったのですが、自分の思い通りにならないとマイナスのエネルギーを周りに振りまいているような人でした。
>両親や私が「そういうことをしたら相手が傷つくんだよ」と言っても彼女にとってはそれは当然の権利であり、自分の思い通りになることが周りの人の使命だという人だったので通じなかったです。
非常によくわかります。
>その後身体が弱って介護施設に行ってからも母は定期的に通ってフォローに回っていたようです。
おかあさま、えらいですね。
>私が当事者の方の話について「客観的に見ることが大切」と書いてしまうのも祖母と母の葛藤を見てきたこともあるのかもしれません。祖母の視点だけでも母の視点だけでも本当の問題点は浮かび上がってこないのです。
客観的視点はほんとうに大事ですね。
母は現在83歳ですが、ついに自分が間違っているかもしれないという
客観的な視点は持ち得ない人でした。
被害者意識が強すぎるのかもしれません。
自分に対する批判はいじめ、またはいやがらせと
思ってしまうのです。
>あと、以前読んだ松兼功さんという脳性マヒの方の著書「お酒はストローでラブレターは鼻で」の中で「多数派から少数派への差別を考えると同時に少数派から多数派への差別についても考慮する必要がある」という指摘を卒論の担当教官からされてハッとしたという記述を思い出しました。
身にしみます。
>この掲示板が色々な意見が出つつもお互いの立場を尊重できるものになってほしいと、願う理由を思い出すきっかけを作っていただき、ありがとうございます。
わたしもこの掲示板で自分の障害がほかのかたにどういう影響を
与えるのかということを
ずいぶん学ばせていただきました。
若い頃自分と同じような人間を求めて
ひたすら書物の世界をさまよいましたが
今はこちらの掲示板のおかげで自分自身を知り考える手がかりを
得ることができます。
感謝しています。
自分の人生については絶望もありますが
どこかで折り合いをつけて
なんとか愚痴らずにやっていこうと思っています。
これからもよろしくお願いします。
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