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▼くらすとさん:
>こんにちは。当事者の大学生です。
>大きな地震が起きた時、(特に精神面で)どういう対応をしたら良いのか分からないので、教えて頂きたいです。
>私は地震が苦手で、少しの揺れでもパニックになります。(近くの工事の振動で家が少し揺れても驚いて外に出てしまいます)
>子供のころ阪神淡路大震災を経験(震源地からは離れていましたけれど)して、それ以来怖くなりました。
僕が今のところ体験した最大震度は4までです。
最近、強い揺れで驚いたのは、2004年10月の『新潟県中越地震』で、このときは震央から100km前後は離れている埼玉のマンションの1階の我が家でも、2回も電灯が強く揺れる震度3より大きい揺れを感じたので、かなり『ビックリ(@_@)』モノでした。
>家では、
>ガラス飛散防止フィルム、耐震マット、家具の固定、一階では寝ない、寝室にはタンスやテレビなどの重たい物を置かない、揚げ物料理は作らない、非常食常備・・・・他にも様々な、考えられるだけの地震対策はしていますが、一番肝心な避難生活については考えられていません。
家のほうは、ほぼ万全でしょう。
いまひとつ言えば、『枕元に靴下・スリッパなど、足を保護できるものを置く』ということが、案外重要のようです。阪神大震災の経験者の方から聞いたのですが、
『ガラスが散乱して、歩くのには細心の注意を要した…それ以来それを徹底している』とのことでした。
でも、こと精神障害・自閉症圏障がい・知的障害など、『メンタル系障がい』を抱えている本人さん・ご家族にとって、確かに、がやがやした避難所暮らしは楽ではないことは明白です。
実際…中越地震の際には、重い自閉症の息子さんがパニックになることをを恐れるあまり、公的に用意された体育館という避難所に入ることをためらい、車中泊をせざるをえなかったというご一家があったそうです。
それから、『家の倒壊・内部破壊によって、不穏状態を緩和する常備薬を持ち出せなかった』という事態は、十分に起こりうることだといえます。
こういった緊急時のためにも、多少の煩わしさがあるかもしれませんが、『地域との繋がり』というものを、本当にやれる範囲でかまわないですから、みなさん個々人が切り開いていくということが大切なのではなかろかなぁと、思わずにはいられないです。
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