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▼うどんやさん:
> うさぎ氏は買い物依存症に困って精神科医の斉藤環(だっかた?)のクリニックに行きました。同じように依存症で困っている患者さんと一緒になって、おのおの経験談を語るという(集団療法ですか?)セラピーに参加します。
> その席で中村うさぎは自分以外の参加者の話を聞いて『「私はこんなに駄目な人間なんですぅ〜」と言いつつ、その物語に酔っている参加者たちに辟易(へきえき)した。こんなところへは二度と行かない』というようなことを書いてます。
なるほど・・・集団療法だと思います。おもしろいですね。うさぎ氏にとっては逆効果だったわけですね。教科書的には、「自分だけがダメじゃないんだ・・・みんな辛いのは同じなんだ」と感じ、安心感を得、自信を取り戻す場だと言われています。杓子定規で物事を考えやすい医療職(皆が皆そうではありませんが)にとっては、大変新鮮なエピソードで、何か気付かされるものがありますね。
>最後に釈迦に説法だとは思うのですが、一応書きますね。大病院に勤めているDEVOさんが考える「発達障碍者の集まり」に来る人たちは、強い劣等感や罪悪感にさいなまれている方が多いと感じます。後、私の視点での意見ですが、全く見ず知らずの他人に会ってすぐ自分の弱さを自己開示するのは抵抗感があります。
まさに異常なまでの劣等感や罪悪感を持っている方がおられます。しかもそれは、一時的なものでなく、これまでの長い人生の中で体験してきた様々なことによって負った「傷」なので、同じくらい長い年月をかけてケアしていかないといけないように感じます。自己開示についても時間をかけてゆっくりと、童話「北風と太陽」でいえば「太陽」にあたるような、そんな場所にできれば・・・と思います。
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