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ちょっと、レスのかたちをとりまして、
その、ボランティアさんが専属でついたお話しを…。
息子は、教室離脱が多く、
本来ならば、低学年のうちからそうした専属の加配がほしかったところでしたが、
低学年のうちは、まだまだ「支援制度元年」の年で、
制度がもうけられたといっても、現実は、教員の数も足りず、
脱走する息子に、先生方が手に余しているという状態でした。
これまでは、加配がついたといっても名ばかりで、息子一人に、ではなく
T.Tの形をとって、算数や体育のときとかの補助に(できる子、できない子の差が激しい教科ですから)つく程度だったり、
総務の先生やら、用務員の方やらで、
学校全体で、気にかけていただくことでの対応で、やっとのこと
息子の脱走に対して、危なくないように気を配っていただいてるというのが現状でした。
それが、うちの市では
「まなびのサポーター」なるものが、はじめられたらしく、
市内全校ではありませんが、半数の学校にこうしたボランティアさんを派遣してくださることができるようになったらしいのです。
それも、やはり時間数が決められていて、毎日ではありません。
週3日、月にして50時間程度。
だそうです。
それでも、
うちの子のような、知的に高く、比較的軽度タイプでも
専属で加配がつけられるうようになった…。
ということに、「発達障害支援法」が、少しずつ成長してきていると見てもいいのかな?と、思いました。(^o^)
▼フォウさん:
レスありがとうございます。
>それは、ホント、良かったですね。でも、11だったら、反抗期かもしれないので、発達障がい特有の問題とは、自分はあまり思えません(SILVERさんの11歳の頃を思い出してみてください)。誰にでも起こる自然なことだと思います。ただ、発達障がいの問題は、振り子に例えると、多くの割合の人の動きより多少、大きいだけ、という問題だけかな、と自分は思います。
そろそろ、反抗期というか、思春期に入るので怖いところなんですよー。
うちは、1DKの小さなアパートに住む母子家庭なので、お風呂なんかもみんなで一緒に入ったり、
息子だけ別に入ったとしても、着替えなんかは目の前でやらなければ脱衣所もない家ですから。
これから、そういった面でいろいろ問題かな〜というのが、
心配するところなんです。
(ちなみに、私自身の反抗期は成人になってからでした。^o^ 発達障害者の中には、反抗期を素通りしてしまう子も少なくないらしいです。精神的な成長が遅れてますから)
息子の担任の先生は、女性で、ボランティアさんも年配女性でした。
女児のいらっしゃるご家庭からは、修学旅行に女性の先生は安心だ、
とおっしゃられたお母さんもいらっしゃって、
(女の子には、初潮の心配がありますね)
男児の母としては、複雑なところです…。
▼めえめえさん:
いつもお世話になってます。レスありがとうございます。
>修学旅行が来月ということで、ご心配とは思いますが、
>日記をつけてみてはいかがでしょう?
そういえば、以前、相談センターの先生に、
問題行動を起こしたときのことをノートにつけ、
本人にも見せて視覚的、客観的に見せ、
そして後々の対処の参考にとのアドバイスを受けたことがあります。
私、あんまりマメな母親じゃないもので、^_^;
ブログに子どもの事はつづってますが、
ノートにつけるまではしてませんでした。
ありがとうございます。
>「仮説を立てる、データをとる、仮定される要因を変えて変化を見る」
>という一連の実験操作が、本人にとってもわかりやすいかもしれません。
>(行動療法的なアプローチですね)
>また、こういうチャレンジに本人が関わることによって、自分の状態を
>観察するクセがつき、自己コントロールの基礎となることも期待できます。
>
>自分の経験からいうと、自己評価が上がるためには
>「自分が自分の状態を把握している」
>「自分で目標を設定できる(少なくとも目標を立てるときに参加している)」
>「目標を達成できたとき自分で自分を認めてやれる」
>という要素が必要です。
>つまり、自己コントロールできている感が、自己評価を上げるのです。
>他者からほめられることや、認められることだけでは不十分です。
とても参考になります。
目からうろこです。
>ちなみに、うちの次男(小5)の場合、パニック・混乱すると
>フリーズするタイプでしたが、「クールダウンしておいで」という
>声掛けと場を用意して学校でも家庭でも働きかけた結果、
>1年ぐらい経つとパニックしたとき「そうだ、こういうときは…」
>と独り言を言いながら、自分で場を替えクールダウンするクセがつきました。
>自分で切り替えることができるようになると、色々な面で意欲も出て
>自分で決めたことはやるという忍耐力もついてきました。
>やはり、自分で自分をコントロールすることが自信につながるのだな、
>と思わされます。
なるほど、なるほど、と、思いました。
この春、校長先生が新しくなったのですが、
新しく来た校長先生には、彼は自分から
「僕は『病気』をもってるんだ。『自閉症』なんだ」
と、言ったんだそうです。
自分の口から、自分が「自閉症だ」と告げられるようになってきてるので、
今日、軽く
「自閉症は、脳の中のネットワークがうまくつながっていない『障害』なんだよ。
だから、普通の人よりいっぱい考えなきゃ同じことができなくて、疲れるんだね。」
と、説明してみました。
私は、最終的に、
彼が自分で自分の障害に対して、
自閉症を理解し、自分で工夫して対処していってくれたら…
上手に(?)自分とつきあっていくことを覚えてくれたら、
というのが、願いであり、
家庭療育のベースにしたいと思ってます。
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