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▼ぱんだねこさん:
>お母様は、理詰めで納得される方なのですね。
>うちの母は論理的に説明しようとすると、反発して私への個人攻撃に
>変わってしまうのですが(論理的な理解がとても弱いです)
そうですか・・・。説明しようとしたら、ますます反発してしまうのですね。一方的な話を聞き流すしかないのでしょうか。それはとてもつらいですね。何かいい方法はないのでしょうか。
●最近(産前・産後以降)の話です。
私の母に納得してもらうのは毎回苦労します。実際は一つ一つ説明しながら、途中「分かる?」と確認していきます。理解していなさそうな顔をしていたら、もう一度より易しい言葉を使って説明していきます。普通のスピードでは内容を理解できないので、ゆっくり幼稚園位の子供(不適切な表現ですみません。)に話すように言葉を選んで教えていきます。そうすると母の良く分らない注意が止まることが多いです。うちの場合この説明行為を省いて「うるさい!」「嫌だ!」なんていってしまうと注意やアドバイスが永遠に続くので、急がば回れ的に自分に余裕のあるときは頑張っています。(私に対する注意やアドバイスは納得してやめることが多いですが、中国や韓国の差別的発言等は止まらないですね。書いていて気付きましたが、納得してもらえるか否かは内容によりますね。)
>>この会話は母と10回以上しています
>という状況はとてもわかります。
>こちらと交わした会話や納得したことがうまく頭に定着・持続しないのか、
>あるいはとっさに出てこないのかなと想像しています。
本当にその通りだと思います。毎回説明を繰り返し、お願いしたい内容は紙にまとめて渡すようにもしました。例として一部抜粋したものを載せたいと思います。
【私の家に来る時について】
●事前に何時頃に来るか連絡しましょう。連絡するタイミングとしては、前日か朝一が望ましいです。またその際に、食事をどうするか(一緒に食べるかどうか)をお互い確認しあいましょう。
このような、人としての礼儀といいますか、最低限のことを明文化したものを渡して、摩擦を少しでも減らすようにしてました。上記についても、口では何回も伝え済みです。
なんかぱんだねこさんのお母様とも私の母はとても似ているように感じます。
産後1か月の間の母とやりとりをした一部を載せたいと思います。2人きりの生活が余りにも大変だったので活字に残し、主人に初めて「性格の問題では済まない気がする」と相談した時のものです。
【個人情報の取り扱いについて】
「(ごみ箱から名前と病院名が入っている領収証を発見し、)○○ちゃん、こういうのは破いて捨てないとだめよ。」
「なんで、ごみ箱あさるの?」
「あさってないわよ、ゴミをまとめていたら見つけたの。破って捨てないと情報がみんなにもれるわよ。」
「私の個人情報が漏れたところで、どういったデメリットがあるの?」
「オレオレ詐欺に利用されたり。」
「引っ掛からなきゃいいよね。他にどういったデメリットがあるの?」
「脅迫されたり。」
「何を脅迫されるの?」
「いろいろ他の人に言うよと脅されたり。」
「私、言われて困ること何もないよね。」
「…とにかく困らないようにだけしといてね。」
「ん?何が困るかわからない…。」
(ポイント)
ごみ箱から住所が書かれているものを発見され、戻された回数は過去10回以上。毎回同じやりとり。シュレッダーも買い与えられたが、私は必要を感じず使用せずに廃棄。通常7割は破って廃棄するようにしていたが、残りの3割を発見されてしまっていた。最近は破らなきゃなーと思いつつ宅急便の電話・住所が記入された紙や私以外の人の情報が入ったもの以外は破らず廃棄。同じ日、母にごみ箱から発見された公共料金の領収書も同様に戻される。発行1年間は持っておきなさいとのこと。領収書をゴミ箱から戻されたのも過去10回以上。
【自宅における休憩場所について】
私は母親への説得に疲れ、座布団の上に目をあけたままだまって寝転がっていた。
「あんまりしゃべり過ぎて、疲れちゃったんじゃないの?お腹に力入れてしゃべるのよくないわよ。冷えるから、ベッドに来なさい。」
無視。
「寒いから、ベッドの上に来なさい。」
無視。
「寒いでしょ。」
無視。
「明日流産しても知らないわよ。」
「あんたの責任だよ。」
「何でも親の責任にできていいわね。」
(ポイント)
昔から、弱点を見つけ恐怖心をあおり、言うことを聞かせようとする。こういった言葉は子供の人格形成に良くない影響を与えるものと、様々な本に書かれている。他に、学生の頃ならば「○○しないと、もう洗濯しないわよ。」「○○しないと、もうお弁当作らないわよ。」などを言われる。妊娠中は、専ら「○○しないと、流産するわよ。」を使用。
このような感じでした。
>妙な決めつけ、というか思い込みが多いところも似ているなぁと思いました。
>すぐに「○○は××だ!」と言い切るのに、理由を聞くと答えられない。
>とても少ない情報から物事を判断する。
>あとこれはうちの母の話ですが、
>人の言うことに左右されやすいというか、他人が言った言葉を
>「絶対的な事実」として頭にインプットしているような印象があります。
>それも全文ではなく一部だけ抜き出して覚えていたりとか、
>聞き間違えて覚えていることが多く、
>変なふうに自分で解釈して覚えていることもしばしばです。
>それを、自分の頭で考えて「○○は××だ!」と言っているというより、
>頭にインプットされた文章を口ぐせのように「フレーズ」として口に
>出している、という印象です。いつもというわけではありませんが。
全く一緒です。母の情報源はTV90%、某新聞10%です。私たち家族は、TVは視聴率の関係上、事実を誇張したり、断片的な情報を繰り返し流したりするので、ほとんど見ていないんです。見てもニュースやあまり偏りがない政治番組、たまにお笑いを見る程度で。なので、毎回「TVでやってたんだけどね、○○は××したほうがいいわよ。」と言われる度にガックリします。(TVを否定しているわけではありません。)電話でも言われます。
良く理解していない「○○=××」という頭にインプットされたフレーズを繰り返しますね。その書き換えには何年もかかりますよね。物すごい労力です。
>>兄弟の愚痴の聞き役や父と母との板挟み、母と兄弟との板挟み・・・早くから私に子供らしい無邪気さはなくなり、知らぬ間に悲しいくらい大人びた子どもになっていました。(思春期以降そのことに気づき、自己カウンセリング等をしながら徐々に年相応の精神年齢になることができました。)
>
>ああ、すごく同じです。私も10代のころから「大人みたい」と言われたり、
>無邪気さをどこかに失くしてしまいました。
>もしよければ、どういった自己カウンセリングなどをしたのか
>教えていただけませんか?
>私もここ何年も自己流で勉強したりトレーニングしたりしているのですが、
>なかなかうまく進まないので、参考にさせていただきたいです。
私は専門家ではないのでお教えしていいものか迷いますが、参考程度に書きたいと思います。
まず、私の性格は、
●元々悩みを自分で解決していくタイプです。
●暗示にかかりやすいタイプです。
【流れ】
1 高校位から兄を助けるべく心理学や精神的な病の本を読みあさり、原因やメカニズムを勉強し兄に実践していました。
2 今度は自分が心の病になり薬を処方されました。また、信頼していた医師から今後の人生を左右する「本」を紹介されました。これが自己カウンセリングの本でした。私の性格に合っていると紹介したのだと思います。うろ覚えですが、分りやすい説明と、○今の自分を書き出してみよう!○親に規制されたことはなんですか?○それを許可するように書き出してください。(「○○してもいいよ」と書いてください。)○親から言われて悲しかったことを全て書き出してみよう!○なんで親はそういったのかな?理由を書き出してみよう!○本当は親になんて言って欲しかった?全て書き出してみよう!といったような取り組みが書かれていた内容の濃い分厚い本でした。
自分が自分の理想の親となり自分の幼いまま止まっている部分を育てていく・・・という内容だったと思います。ちょっとづつ進んでいく自己カウンセリングの本でした。
3 そこで自分の乏しい感情や変えたい行動パターン・思考回路を発見し、それを書き出した理想に近づけるために本に書かれていたとおりに実践していったような気がします。
<例えば>
・自分的にしなければならないことが沢山あったので、いったん全部中止して、生活を0に戻しました。
・家庭環境によって非常に抑圧された自分になっていたので、本来の自分を取り戻すために、自分が(いいな・素敵だな)と思ったその感情を大切にしてあげました。具体的には、(あまり思い出せませんが)赤い時計を買ったり、ガーベラを部屋に飾ったり本当に小さな自分の感情を大切にし、表に引き出すようにしてあげました。最初は小物から始まりましたが、次第に感情に気づいてあげられるようになると行動パターンや思考回路に規制(母の価値観など)がなくなり、本来の自分を確立させていきました。
ポイントは、『まずは自分を大切に生活する』ことでしょうか。自分の抑圧された感情を表に出すことを心がければ、他人に左右されていない本来の自分を取り戻すことができるようです。
私は本来の自分を取り戻すのに3年くらいかかりました。
でも、自分を発見できてとてもうれしかったです。
最初は自分が何を好きか、何に嬉しく感じるかもよく分っていなかったです。また、規制を取り払った感情に従って行動するのは冒険でした。赤い時計を買うときはドキドキしましたね。赤は母が好きな色ではなかったため、今まで買うことをためらっていたのを自己カウンセリングで気づきました。
ガーベラもお花屋さんで自分が一番可愛いと思ったものを選んで購入しました。一人暮らしの家に飾ってとても幸せな気持ちになったのを覚えています。それまでは、自分が選ぶ前に母のアドバイス(?)があり選べなかったですから。母と一緒に行動すると私の選択の余地はありませんでした。
またそれ以降、自己啓発本も沢山読みました。最近は自己カウンセリングの本もたくさん出版されているのではないでしょうか?もしかして、ぱんだねこさんはすでに経験済みですか?
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