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えーと…まず、MAAさんご自身があまり思いつめないように
どうかご自愛ください。
それから、担任の先生に相談してみませんか?
本当に、クラスの迷惑になるほどおしゃべりがうるさいのであれば
担任の先生からなにか指導があるはずなので、先生の目から見たら
隣の子が言うほど迷惑になっていないかもしれませんよ?
その上で…
自閉系の脳が苦手とするのは、”一般化”処理という説があります。
個々の場面、個々の事項を包括して、「だいたいこういう決まり」に
なっている、と全体を捉えることが苦手ということです。
自分や子どもを見ていても、なるほど、と思うことが多いです。
まず教室で、先生の発問に対して挙手して答えるだけでなく、
「これはどうでしょう?」といった語りかけに、児童が口々に
「○○じゃない?」「いや××だよ!」といった意見を出し合う場面も
あるかと思います。このときは、授業中といえども”自由に発言”する
わけです。また、コソコソ隣の席の子と私語してる子もいると思います。
これを見て、他が静かに聞いているときでも、場面を読み違え
”自由に発言”してしまうこともあるかと思います。
だって、違うシチュエーションではみんながやってることだから。
ですから、個々の場面で、具体的に、教えてやる必要があるわけです。
親や教師が「授業中はしゃべらない」と一般論で教えても、
個々の場面で”今はみんな黙って聞いているからしゃべらない”、
”今はみんな自由に発言しているから発言していい”という手掛かりを
与えられない限り、見極めができづらいのです。
具体的には、不規則発言が目立つようなら教師がイエローカードを出す、
とか、しゃべらないようリマインダ−としてマスクをする、とか、
授業中うるさくしなかったら教師がごぼうびシールを貼る、など。
このように、細かく丁寧が指導をしていけばわかるかと思います。
”発言していいとき””発言してはいけないとき”という枠組みを
作ってやるのです。
うちも小3、4まで不規則発言や暴言が授業中出て、そうでないときは
寝てるなど、参観のときに目の前が真っ暗になりましたよ!
でも、席を一番前にしてもらって、寝てるときや気が散ってるときは
先生がトントンと机を叩いて合図する、暴言が出たら眼を合わせて
『お口チャック』のジェスチャーをする、などの丁寧な対応をしていただき、
小5の今では暴言もほとんどありません(まだ時々寝てるけど^^;;;)
学校のことは、先生と協力して、先生にお任せしてしまうのも
ひとつの手ですよ。
ワタシは以前は抑鬱で学校に顔を出すこともできなかったし、
係やボランティアなどもできませんでしたが、先生と1学期に1、2回
個人面談していただいて、先生を信頼して学校での指導はお願いしてました。
向こうはプロだし、多くの児童を見てきているから、どのへんがツボか
けっこうわかってて上手に対応していただけることも多いです。
体操教室のことは、列に並んで待つのが退屈だから手や口が出るのだと
思います。周囲は黙って並んでるから、と自然に学習することが
できにくいのです。手は後ろに組む、話かけないでたとえば好きな歌を
心の中で歌う、ひとりでポケモンしりとりをするなど、迷惑にならずに
退屈さを散らすようなことを、具体的に、一緒に考えてあげませんか。
それも難しいようなら、コーチに「列に並ぶときは前後○○センチあける」
「しゃべらない」と指導してもらいませんか。
あまりお母さんひとり、家庭だけで抱え込まないで!
長い目で見れば、今の状態が一生続くわけはないので、気長にいきましょう。
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