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▼おでんくんさん:
はじめまして 広汎性発達障害の男児(小2)を持つ母親です。
わが子を目の当たりにしていて、日頃思う現実が、ちょうどおでんくんさんと
同じような視点なので、レスさせて頂きました。
実際「悔しい」とか「面白くない」「怒っている」とかのストレートな感情はあるものの
それが、実際他人に向けられていると言ったら疑問なことが多いです。
いつも自分視点ですので、相手から言われたことは直球で受け取りますし
その事で、親として説明に困る時があります。
「臨機応変」とか「目に見えないもの」「概念」を説明するのって難しいですからね。
こういう悩みっていうのは、やはり自閉圏内の方の特徴なのかもしれませんね。
(もちろん個人差はありますが)
物事のルールとか、杓子定規的な物事は知識としてあっても、そこに現実の
人の感情が絡んでくると、そこを読み取れない
もしくは、トラブルを避けようとして、言われたままにしてしまうことが
多いかもしれません。
でも、後でよく考えてみると(時間の経過と共に冷静になり考えられるのでしょう)
やっぱり納得出来なくて、悔しい気持ちが残ったり、自分への言動の疑問が湧き出てしまったりなどがあるのかもしれませんね。
息子は、ピンポイントで話せば、通常の会話で困ることはありませんが
言葉のキーワードから、突然自分の思いを話してしまったり、主語が欠けているので
何のことを言っているのか分からない時がありますが、相手からの感情の言葉
(好き、嫌い、変、馬鹿)などのデリケートなことには、すごく敏感に受け取り
「馬鹿って言ったらいけないんだよ。馬鹿って言う人が馬鹿なんだよ」とか
「嫌いって言われると悲しいから、嫌いじゃないよ」など
本当の意思とは裏腹に、彼なりの場を考えて、また今まで学んだことを出そうとして
そういう表面的なトラブル回避をしようとするところがあります。
対人関係では「大切」なことかもしれませんが、本当はもっと本音で語ってもいいのかな?とは思います。
親が、どうしても社会で困らないように、細かく状況に応じての言動を教えて来ていることを
きっと息子は忠実に行動しているのかな?とも思うのです。
もっと自我が出てくれば、また状況は変わってくるでしょうし、まだ「自分」ということに目覚めていない状態なので
ゆっくりと見守っているところです。
素直な感情を、時には相手を考えず吐き出してみる それでトラブルになったとしても
その時はその時で、そういうことを自分で乗り越えて「新発見」してこそ、本当の自分の位置が分かってくるのではないのかな?とも思います。
悩むことは、次の成長に繋がることなので、是非「自分探しの時間」として
考えてみるのも良いですね。
息子も、いつかそんな時間が持てるようになるといいな〜と思っています。
長文失礼致しました。
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