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▼フォウさんへ
おはようございます。たもっちです。
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>自分はずっと、田舎の実家に住んでいるので(25年以上)、都会の方の事情は全く分りません。でも、都会の方が難しいと田舎者からすると感じます。
私は、三十代半ばで北陸地方の某都市の大学病院で「高機能自閉症」と診断されました。
診断を受けるまでは、生まれ故郷(北陸地方の某都市)で普通学級や社会人を経て、十二年前には上京して、専門学校へ入学し、医療補助行為技術者として約五年間東京都内で勤務しておりました。
学生時代や生まれ故郷での社会人生活時代は、自閉症についての医療福祉がようやく認知整備され、高機能ないしアスペルガーに関しては、全く認知整備されていなかったため、私の障害に対する誤解や偏見、ケアサービスないし社会的な無知等で苦しめられていました。ましてや地方だったので、尚更でした。
しかし、2000年頃に東京都内のボランティアサークルにボラとして参加した時には、高機能発達障害の方々がボランティアスタッフとして、地域社会に馴染みながら、生涯の差別を打開しようと頑張る姿に感動しました。お陰で、社会性がなかなか出来にくかった事に対する自分自身の長年の苦しみから抜け出す糸口を見つけることが出来ました。
現在は、再び生まれ故郷に帰って一般社会人として勤務しておりますが、都会よりも地方の方が障害に対する認知不足や偏見が根強く、障害者と健常者との触れ合うサークルやシステムが少ないため、障害者と健常者との共生はまだまだと感じています。事実、東京から帰ってからの3年間「地方は障害者に対して冷たいし、よそ者扱いを受けている。地方は嫌だ。東京か大阪へ行きたいし戻りたい。」との気持ちで一杯でした。ただ、生まれ故郷は、古くからの幼馴染や親や親戚等がいて安堵出来るメリットもあります。
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