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はじめまして。PDD児(小5)と高校生の母です。
アスペルガー当事者でもあります。
ワタシも一時期、ギフテッド教育については調べたことがあります。
アメリカでも学校によってずいぶん差があるし、いまだに賛否両論ある
ようですね。
個人的には、全般的に能力の高いギフテッドだと、将来を担うリーダーと
しても取り出しの特別教育は必要だと思われますが、特定の一分野にのみ
突出している場合は、メンタルケアと両輪でないと危ういと思っています。
知り合いで、得意な特定分野のみに力を注いだため、生活スキルや
社会性のスキルが大幅に立ち遅れ、就職もできず日常生活も親掛り、
というひともおります。
そういったことから、自分の子どもについては生活習慣の確立と
社会性を(ある程度)身につけることを優先させています。
自分の体験からいうと、小学校低学年ぐらいまでは、周囲に話が通じる
同年代がなくてつらかった記憶があります。幼稚園の園長からは、
「子供らしさが全く見られない」と評価されていたそうです。
しかし自閉的特性の故かIQの高さ(130未満ですが^^;)による
ものかは判然としません。
Tomyさんのお子さんがどういう点で驚くべき才能を見せるのか
わからないのでなんとも言えませんが、もし、自分の興味や得意分野を
追求したいのであれば、子供のくせにという態度を見せずに、
相談にのってくれるお兄さんてきな存在がいるといいのでは?と
思いました。
学校の先生に限らず、カウンセラーでも精神科医でも家庭教師でも
ボーイスカウトなどのリーダーでも、年上の友達といった存在です。
自分の幼少時、そういう相談相手がいてくれたら、違和感をおぼえたと
しても孤立感、自己不全感につながらなかったのでは?と思います。
小学校高学年になって、家庭教師の先生(大学生)に、勉強を教わるだけ
でなく色々相談にのってもらったり、ある意味対等に扱ってもらったのが
とても嬉しかったです。
また、得意な分野を伸ばすことについては、年齢に関わらず受検できる
英検、漢検、数検や、各種団体が公募する理科コンテスト、社会小論文、
美術系のコンペなど、開かれたチャンスは探せばたくさんあります。
学校以外にも、公文式や個別指導塾、理科実験塾やコンピュータ塾など
年齢を問わない教育機関で興味を伸ばすこともできるでしょう。
私立の中高一貫校では、先取り教育をしてくれるところもあります。
まだ就学前ということで、あれこれお悩みなのは悪いことではないと
思うし、あちこち見学に行ってみるのもおすすめします。
しかし、エジソンさんだって初等教育は家庭教育でした。それに成人後、
対人関係が必ずしも良好だったわけではないときいています。
お子さんの生涯にわたって、能力だけでなく、人としてどんな大人に
なってどういう一生を送ってほしいか、どうかよくご検討ください。
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