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読者の方はこういう経験はないでしょうか。支援者や親、教師、上司、同僚に固定観念で見られて気まずい思いをしたこと。
私はしょっちゅうあります。以前支援者と酒を飲んだとき、当時お酒を飲むコツを知らない私はグループホームでげろを吐いた。
今は50近くになり、お酒も大人の飲み方をしていくようになった。ゆっくり味わうように酒を飲むのが大人の飲み方。最初お酒を飲み始めたときはお酒の雰囲気に飲まれて飲み放題飲むと酔って相手に迷惑をかける。
でも周りは当時の子供の飲み方をした私のイメージで見る。つい最近私の誕生日の焼肉パーティーを姉夫婦・母・姪と祝った。そのときもゆっくり飲んでいたが、姉がお酒の雰囲気に飲まれていた私のイメージ・固定観念で見ている。以前の私と、今の私が同じと思うらしい。「大丈夫???」と注意する始末。グループホームの旅行での付き添いの支援者にいたってはホテルの夕食で酒をゆっくり飲む私に「大丈夫???もうそれくらいにした方がいい。」という始末。それくらい自分でセーブできますよ。これらの事例は固定観念で物を見るとろくなことがない。それが身内や、支援者でも判断を誤る。
固定観念で物を見ると現状が把握できない。
逆に趣味の山登りでのこと。私が山岳会リーダーに「最近ゆっくり酒を飲むようになった。」リーダーいわく「周りの人のおかげだな。」ちゃんときちんと相手と向き合う人だと、現状の私を把握できる。今は「ぶじこれきにんさんとお酒を飲むと楽しい」と親しい支援者に言われるくらいなのに・・・・
この事例はきちんと相手と向き合う大事さを教えてくれる。
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