| |
こんにちは 以前友人の事で書かせてもらいました。その時の内容は 友人（アスペ）の執拗な電話やメールに困り、「いい加減にしてくれ！」と突き放してしまった事を書きました。
あれから 友人の事が心配でなりませんでした。でも 一度 突き放してしまった以上、連絡を取りづらく、又、友人が私を受け入れてくれる筈もなく、ただ 友人の無事と良い生活を祈るばかりでした。
しかし 先日 思い立って電話をしてみる事にしました。拒否されるかもしれないと思いつつも 少しでも元気な声が確認できたらそれで良いと思っていました。ところが 予想外にも 電話は呼び出し後 直ぐに取られ、とても明るい元気な声で 友人が「良かった電話くれて〜！ありがとう！ごめんね！」と言うじゃないですか！私は 驚いて声になりませんでした。気を悪くなさる方がいたら申し訳ないのですが、友人は 「謝ったら負け」「自分は絶対に正しい」「人が何かをしてくれるのは当たり前 だから お礼は言わない」と頑なに思っている人でしたので、「ありがとう」「ごめんね」の第一声に 本当に驚かされました。そして ずっと私に電話をしたかったけど 怖くて出来なかったという事を伝えられました。何があったのかと聞くと、私に「いい加減にしてくれ！」と言われた後、とても私の事を憎んだそうです、「裏切り者」「酷いヤツだ」と一日中 呪っていたそうです。そして 知人に私とのメールのやり取りを見せながら「これは イジメだよね？酷いヤツだよね？私がもし死んだら このメールを証拠にして こいつが私を追い詰めたんだって証言して」と頼んだそうです。でも 知人の反応は友人の期待していたものと違っていたそうです。「あんたって 本当に酷いね・・ちゃんと このメールを読み直してみなよ！」と怒って帰ってしまったのだそうです。友人はまたもや打ちひしがれたそうです。しかし、家に帰ってメールを読み直し、「絶対に私は悪くない、周りの人間が頭がおかしいのだ」と思ったそうです。しかし、何度もメールを読み直すたびに 自分が悪い事に気がついていったのだそうです。
真夜中、早朝、仕事中、時間をわきまえずに 何度もメールをし、返事を要求し、返事の無い事に誹謗中傷していました。一方 私の返事には 「何時から何時の間だったら 電話にも出られるし、メールも返事できるよ」と繰り返しは言っていました。それなのに 友人の出すメールは いつも 思い立った真夜中や早朝で 返事も返せる訳がなにのに 返事を要求するような脅迫じみたメールを何通もだしているのです。
友人は 「本当にゴメンね」と電話口で謝ってくれました。「私は 貴女も生きているって思ってなかった。」とも言ってました。友人には 私も 朝起きて 家事をして 仕事をして、お風呂 トイレ、食事、そして夜には寝むる・・そんな 人として普通の生活をしていると、生きていると 想像していなかったと言うのです。私は 只 「うん うん」と聞くだけでした。
そして 「今ね 鏡に向かって 笑顔を作りながら 有難うって言う練習してるよ」と言いました。それは 以前私がメールで教えた事です。「他人は自分の鏡だから 笑顔は大事だよ、有難うと言う言葉は 他のどんな言葉よりも人に伝わる言葉だよ」と・・。
友人は 今はまだ 人の輪に入っていく勇気はないけれど、ゆっくり頑張って生きたいと言ってました。
最後に 「いつか 又 私から電話するかもしれない」と友人らしからぬ 曖昧な言葉で電話を切りました。
とても 嬉しかったです！友人は なんて凄い人なんだろうって思いました。何年先になるかもしれませんが、また 一段と元気な友人の声が聞ける日がくるのだろうと確信しています。
どうぞ 彼女の笑顔が 皆様の 希望と勇気になりますように。
|
|
