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素直でないと言われて何十年、それがASという脳の形質に因ると、この春にようやく気付いたヒゲ達磨です。
他人の心模様が見えない感じられないわが身は、根底に恐怖心があり、それの暴発を何とか理屈付けで凌いでおります。逃げ出したいとかという衝動を、理屈という封印で閉じ込めております。外食で何を食べるか決めるにも、自分なりの理由、理屈があります。定型発達の方のように皆と同じものでよいとは行きません。皆と同じでよいという場合も、纏めて調理するから速く出来るとか、同時に出てくるだろうという理屈が着いています。
このような身では
>守るべきルールだったら、これがルールだから守りなさい、と
頭ごなしに理屈なしで言われるのは、封印破りで、恐怖心が質問攻めという攻撃性の発露になりやすいのです。
定型発達の方は、共感の阿吽の呼吸でやってらっしゃるので、理屈とか理由を聞かれると、その時点で頭がフリーズ・思考停止するみたいで、「素直でない」とか「それが常識でしょ!」といった答えが返ってきます。
子供ですと、自分の理屈を上手に言い表されませんから、尋ねても答えが返ってくるとは限りませんが、その子にはその子なりの理屈があるのではないでしょうか。それをまず認める、受容する。その理屈に同意するか否かは別にして、まず、言い分を認める、その子を人間としてまず認める。そうすれば、認められることでその子の心が落ち着いて、少し開く。そこから支援とか教育が始まるのではないでしょうか。
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