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▼アスペルガー本人さん:
はじめまして。 私はAS圏の家族がいる親世代の者です。
現状を変えて、より良く生きていこうという前向きな気持ちが伝わってきました。 確かに「まずは試してみる」ことも大切ですよね。
ただ、初めから上手くいくとは限らないことも覚悟して、「何度やり直しても良いんだ」という気持ちも大切だとは思います。
希望を現実のものにしていく上で、助けになるかなあと思うことを少し書いてみます。
・主治医の先生に、「父親に恐怖感を感じていているので、離れて暮らしたい」とハッキリと伝えること。〜家から離れる事の必要性をきちんと理解して頂かないといけないですから。
・ご両親には(「父親に恐怖を感じている」という表現は強すぎると思うので、)もう少し柔らかく、「現状を変えたいから家から出て暮らしたい」などの言い方にして、前向きな気持ちを、少しずつ分かって頂きましょう。
・いきなり、飛行機での移動を必要とする場所&長期間ではなく、
「短期間」あるいは「すぐ近く」から始めましょう。
・まず、地域の福祉担当者に連絡をしてショートステイを利用してみましょう。
「自宅を離れて生活をする」ことが少しだけイメージしやすくなると思います。
家を離れることの開放感と、一人になることの不安感のバランスなども想像しやすくなるかもしれません。
話が前後して申し訳ないですが、地域の福祉担当者と連絡を取ってみて下さい。
http://www.pref.tottori.jp/shougaihukushi/annai/seishin/html/fukki.htm
入院の必要は無いけれど、完全に「一人暮らし」をするには自信がない方の為に半年から2年ぐらいの期間利用できる「援護寮」があります。 グループホームや福祉ホームを見学してみることも、今後を考える上で大切だと思います。
並行して、デイケアの利用も検討してみて下さい。
もし、上述の援護寮の待ち時間が長すぎるなら、短期間利用が前提で敷金などが不要な「設備が備え付けのアパート」をご自宅の近くで借りて暮らしてみるのも良いかもしれません。
場合によっては、同世代の方が多そうな病院への1〜2ケ月の入院&デイケアも現状を変え、視野を広げる意味で有効かもしれないですね。
ハードルが低いところから実際に行動を始めることが大切だと思います。
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