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▼真琴さん:
瞬間の判断が苦手なのは、ASの特徴 としてしまえば、ASの特徴だと思います。
「脳の中の情報のよりわけ」が、苦手なのが自閉症だと
私は考えてます。
情報のよりわけが苦手だから、たくさんの音をよりわけられず、
音の洪水の中で我慢できない聴覚過敏の当事者もいらっしゃいますし、
言葉も上手に、適切な言葉を選ぶのが苦手だから、
ストレートなもの言いをして、相手を怒らせたり、
瞬時に、あれこれの情報をつなげて考えるのが苦手だから、
とっさの判断に戸惑うんじゃないかな、と、思います。
>同じように、助けて〜とふざけていわれた事があります。その時は、「どうやって助ければいいだろう?」と思い、その時の判断が出来ず、ただ笑顔を返すしか出来ないことがありました。
うまく言葉を切り返せないときは、笑顔でごまかすのが一番じゃないかしら?
あとは、もしできるのなら、
ひとつづつ、「こういうときは、こう返せばよかったかな?」を、学習していくか。
私の場合、今の仕事場で、
よく、他の人たちが作業しているところを、割りいって行かないと進めないときがあって、
「ごめんなさい。通してください」
と、通ろうとすると、むこうは冗談で、
「通行料500円だよ!」とか、「通行料高いよ!」とか、言ったりするんですね。
年上のおばさまたちが、怖い声で、
「通行料!」
なんて言うもんですから、
最初は「本気で言ってるのかな?」と、思ったんですが、
「そうだ、こう言われたときは、冗談で『すいません。なら、出世払いでお願いします』と言おう。」
と、考えて、
次から、会社で「手伝ってやったから高いぞ?」と、言われたときとかに、
(もちろん、相手は冗談)
「出世払いでお願いしまーす」と、返しています。
この言葉ひとつで、笑いがとれるので、自分では内心「ほっ」としてるんですよ。
そんな「この冗談のときには、この言葉で切り返すのが無難かも」
の、自分マニュアルをつくってみるのはいかが?
ちなみに、うちのアスペルガー息子は、
こういう切り返しが上手で、
よくまあ、とっさに気のきいたジョークをポンポン飛ばせるわあ、と
感心するぐらいです。
アスペもいろいろ…の例です。
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