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▼カオルさんへ
横レスにはなりますが、自分なりの意見を述べさせてください。
自分もアスペルガーという診断ということになってますが、自分は診断を受けて、ますます、イヤになるという感じでやっていっています。
理由は、アスペルガー症候群を持ち出した理由にあります。それは、知的レベルがどちらかというと高い方に入る人でも、自閉症の障害を持っている人に対しての診断名です。それはローナ=ウィング(Lorna=Wing)という人が自閉症のサービス、社会資源なりをそういった人たちにも受けられるようにといったことから1981年にこの言葉を使ったという経緯があります。
しかし、それはあくまで、ウィングがいるイギリスをはじめとした欧州あたりでの話しです。日本の場合そういった社会資源が今でも殆どないので、診断名が一人歩きしている感が自分の中ではあります。なので、“ラベリング”だけになってしまっている気持ちになってます。
それに、今、自分はとある精神科のデイケアに通ってますが、メンバーさんを見ていると、どういうこころの病を持ってるかは全く知りませんが、自分と同じように特定の趣味や発達しょうがいのような要素があるようにも感じています。
でも、メンバーさん全ての方が発達しょうがいの専門の先生が診ても、みんながアスペルガーと診断されるとは到底思えません。精神科の先生であっても先生もそれぞれな性格があるので、1人のクライエントを診て、バラバラな診断になる方が自然なように自分は感じます。それだけ、診断というのは難しいもののように見える気がします。
自分がASと診断を受けたのは13のときでしたが、その時は、2人の専門家の方(心理士さんと精神科の先生)で意見が割れました。“自閉症の傾向がある”、“ただ、個性が強いだけ”といったように。
で、最後に思うのは、ASという診断を受けて、ホッとする、自分はマチガッてなかったと思われるのは、自分も解ります。でも、それに安住したり、それを盾にして、何をやっても許してもらえる、ということを持ち出すのは悲しい...と個人的にはそう思います。
エラそうに、上から目線な、書き方だと思うかもしれませんが、自分の中で感じたことなので、お許しください。
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