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▼ゲットジョブさん:
>日本の本は、ほとんどどれも行動障碍として捉えるような書き方と、精神病的なイメージをもってしまうような書き方があると思います。
ワタシが読んだ日本の本には、AD/HDもアスペルガーも先天的な
脳の機能障害という扱いで書いてありましたよ。
逆に、行動障害や情緒障害が”原因”であるかのように書いてある本は
参考になりそうにないので読みません。選ぶのは読者です。
>診断を受けてから、本やサイトで体験談を読んでますが、その体験談の中では家族とも発達障碍というないようのものが多いです。
大人のAD/HDについてさえ、知られるようになってきたのは日本では
ここ数年のことではないかと思っています。
子どもの発達障害に関する知識が普及してきたのもごく最近のことです。
発達障害が増えたように感じられるとすれば、その原因は、以前なら他の障害、
他の疾患、あるいは単なる情緒の発達の遅れや親の不適切な子育ての結果、
とされていたものが、先天的な発達障害であると認知されるようになって
きたこと、要するに知識が普及してきたことの影響も大きいと思っています。
確かに子どもがAD/HDやアスペルガーで、受診しているうちに親のほう
も「もしかしたら?」と思い当たって診断される、という例もあるようです。
しかし、本やサイトの体験談というのは、多くの場合「これが発達障害なら
うちの親だって、家族の誰彼だってきっとそうじゃん!」という憶測に過ぎ
ず、正式に診断されたわけではないケースがほとんどと思います。
従って、正確な統計ではないし、割り引いて読んだほうがいいと思います。
ゲットジョブさんが、日本の書籍は当てにならないとか、
発達障害が増えているという意見を持つのは自由ですが、
ひとつの本を盲信したり、「日本の書籍」を一括りにアテにならないと
退けたり、サイトの噂を根拠にするのはあまりバランスのよいこととは
思えない、と言いたかったのです。
アスペルガーもお持ちだとすると、過度の一般化に走ってしまったり
一般化に失敗したりという特性もお持ちかと思うので、たとえば日本の
書籍でも新しいものとか、もっと幅広く読むことをお勧めします。
ちなみに、ゲットジョブさんがご自身のQOLを上げるために参考に
なさりたいのでしたら、もうお読みになったかもしれませんが
『「片づけられない人」の人生ガイド』(サリ・ソルデン著 WAVE出版)
をおすすめします。これもアメリカの本ではありますが、ワタシの
人生設計にも大いに参考にさせてもらいました。
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