|
▼めえめえさん:
こんにちは。5年前にアスペルガーと診断されて、2歳の息子がいます。
一年前に関東圏から、中部地方に転居して暮らしています。時々、独り言でお世話になっています。
クリニックに通院して、カウンセリングを受けましたが、病院そのものを主治医にしようか否か、摸索しています。そちらのクリニックでは、アスペ、というよりも、広汎性発達障害(PDD) として、扱われています。
自閉圏の当事者サイドから、回答させてもらいます。(長文になります。)
>自閉圏の方々へ
>・定型のひととのコミュニケーションは難しいですか?
日常的に、周囲の人々を定型、とはっきりと線引きしたことは、日常的には余りありませんが、自分の出来ないことが出来ている、人々(特に、福祉関係の人々や、買い物や外食先での店員の様子、よくおしゃべりしてにこやかで、よく気の回るお母さんたち)を見ると、やはり違う、と感じざるを得ないです。
福祉関係の若いスタッフに、事情を話したら、「大変ですね」とねぎらわれ、その大変さを説明しても、通じないだろうな?と直感で感じることも少なからず。なんと説明しようか?そのうちにわかるでしょう、と流すことがなかなか出来ずに、違和感を抱えがちになります。
>・どういうことで苦労したり、ムッとしたり、傷つきますか?
相手側が明らかに上から目線でいる態度やしぐさをしている、と感じたとき。
そして、そんなことのわからないのか?との表情。特に、こちらからの発信に対しての、無視や否定的な対応。
頭ごなしな態度で注意してくる、保育園での保護者などに対しては、まず、自分のパニックを抑えることで精一杯になります。そうでしたか?と、平静を装い、頭を下げますが、頭の中は、火の車ですので、後で、その当事者に会ったときには、気を余計に使います。(前に引きずったマイナスの感情を顔に表さないために)
一例として、つい最近、初対面のカウンセラーとのカウンセリングで、居丈高な態度で、家族関係の話題に触れたときに、頭ごなしに「あなたは悪い」と指摘されたときに、パニックを収めることと、失望とで、その場にいられなくなり、退室したことがありました。
相手が男女を問わず、大声でせかされたり、叱られたりなどの、頭ごなしで、否定的な対応には、人一倍弱い傾向があります。
地元のボランティアセンターで、子育てについての話をしたら、相談員の人から、「私たちでも大変ですよ」という意味のことを言われ、その、でも、って何?と、強い違和感を感じましたが、定型、健常者、と相手側のことを見上げることはしないようにしています。お土産を渡したときに、「もらってあげている」という態度の明らかな人は、苦手で傷つきます。
(不平が長くてすみません・・・・)
>・コミュニケーションしてよかった、と思うことはどんな所ですか?
相手と笑い会えたとき。集団に入っていって、顔を合わせた時に、喜んでもらえたとき。何よりも、肯定的な笑顔が自分に向けられたときの喜びは、ほかに比べようがありません。そして何より、自分の子供が、保育園や、親戚、地域でで歓迎され、喜ばれていることを感じたときです。
>
>どうか、互いに他者を攻撃したり排斥することなく、
>「自分は、こう感じる」という書き方でお願いします。
すみません。参考になるかどうかわかりませんが、当事者サイドで答えさせてもらいました。一部、不平めいたネガティブなコメントがあると思いますが、ほかに言葉が見つからないので、お許しください。
このトピックの企画にに感謝しています。めえめえさん、ありがとうございました。
|
|