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▼昌夫さん:
>▼僕の両親の見合い婚は、確かに父の会社の仲間の紹介で
>できたものです。しかし、母親は友人作らなくても良いと
>話すのです。だから、僕は友人作りを知らずに
>育ってしまったのです。コミニュケーション能力を
>高めるには、どうしたら良いのでしょうか?
時間がなかったので先ほどの本の概要を書いておりませんでした。
先ほど紹介した本、
「幸せを呼ぶ 孤独力 斉藤茂太 著」
の中で、作者は「一人ぼっちはさびしいと捕らえるより、自分磨きの時間である」と説いています。私は非常に感銘を受けました。彼はアンデルセンの童話、「みにくいアヒルの子」を題材に挙げ、「私の居場所はどこにもない」と言う種の孤独感は「みんなと同じでありたい」気持ちから生じると書いています。
アヒルの群れに馴染めないアヒルが他のアヒルとは違っていた事、どの集団にも馴染めない自分が、最後にアヒルではなく白鳥だった事に気づく事。一番関心を持ったのは、「アヒルが群れを離れた時、広い世界を見ることが出来た」と言う事です。これはアスペルガーにも非常に通じるところがあると思います。
私の場合は「コミュニケーション能力が全てではない」と考え、よく一人で行動します。と言っても人の集まる場所に行き、一人でいる事です。場所によっては人が自然と寄って来ます。
少し前までは外国人のバーや障がい者の集まる場所などに行き、積極的に話しかけていました。しかし攻めの姿勢でいくと最初は誰からも話しかけられないもの。一人でいる方がむしろ、人は応じてくれます(時には自分で輪を見付けて入る事も大事ですが)。
能力を高めるのも大事ですけど、まずは理屈ぬきで色々な人に会ってみるのが一番。今、デイケアが充実しているならそれも良いと思いますよ(^0^)。
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