|
里美さん、こんにちは。
アスペルガー当事者で広汎性発達障がい児の親です。
▼里美さん:
>たとえ不快感を訴えたところで「あなたの感じ方の問題」と一笑に付されるだけなので、素直なフリをしなければなりません。
あー、よくあるパターンかもしれませんね。
アスペルガー当事者にとっても自分の認知の問題がわかりにくいほどで、
支援する立場のひとにはまして見えにいのかもしれませんが、
意見の違いを一方的にこちら側の認知の偏りや心の理論の欠落のせいに
されたり、当事者になり代わったつもり?で得々と解説されたりすると、
やはり理不尽で腹立たしい気分になりますよね。
支援する側のひとの認知も、必ずしも正しい(あるいは妥当)とは
限らないだろうに、と、悔しい思いをすることはあります。
>しかし人は独りでは生きていかれません。かといって上から目線の支援は今のところ勘弁して欲しい。此処では支援者からの援助なしに社会生活を送っておられる方が大勢いらっしゃるかと思われますが、ソーシャルスキルの向上にどのような工夫をされてますか?
私自身は、成人して家庭を持ってからの診断ですし、今のところ
障害者手帳を取得したり、就労支援を受ける予定もありません。
自分で自分のためにできることとして、以下を心がけています。
1.発達障がい関連の本を読む
2.具体的に支援してほしいポイントは支援を求める
3.自分の得意分野をつくってこちらが助力できることは助力する
1.で今でも常にデスクに置いてある本があります。
『「片づけられない人」の人生ガイド』(サリ・ソルデン著、
ニキ・リンコ訳、WAVE出版)です。
これはAD/HD持ちのひとのための本ですが、私にとっては自分の
人生を振り返り、識別し、立て直すために非常に役立ちました。
本書の中にも、”毒入りの援助に対処するには”(P.350)という
項目があります。たとえ善意からでも、支援者が被支援者に対して
無神経になりがちなのは洋の東西を問わないようですね。
他に、最近ビジネス書のコーナーによく置いてあるコーチング関連の
本も何冊も読みました。
自分に合った形で、自分の支援プログラムを組めるようになるのが
当面の課題です。ご参考まで。
|
|