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こんにちは。アスペルガー当事者でPDD児の親です。
上に高校生の子もいます。
上の子(一応定型、グレー)のとき失敗したので自戒をこめて書きます。
「持たせないほうがいいです」
「持たせるとしたら、ニノニノさん以外の大人と、使い方について
事前に文書化するなど、きちんと約束した上で持たせること」
「その約束については、子どもから条件を提示させ取り引きさせる」
「もう一度トラブルを起こしたら解約、卒業までは持たせないと予告」
なぜなら、自分の選択に責任を持たせることを教える時期だからです。
一般に親は子どもに対して甘過ぎます。
子どもがどれくらいできるかを判断する目が甘いし(つい親の期待、希望
や、同世代はできるからとかいう世間の物差しを投影してしまう)、
できなかった場合つい言い訳を用意してやりたくなります。
これらは、実は自分の子育ての失敗を認めたくないからだ、と私は気付き
ました。親の責任逃れ、親の逃げ、でした。
本来なら、しっかりと子どもの力量を見極め、自覚させ、言い訳しないで
自分の言動に責任を持つことを厳しく教えないと、先々になって苦労する
のは親ではなく子どもなんだ、と今になって反省しています。
うちも上の子について、私としてはきちんと約束したつもりで
パソコンを与えていました。グレーゾーンだから、環境が落ち着けば、
自然に周囲と同じように発達していくだろう、自分でまずいなと思えば
自己コントロールの模索を始めるだろう、と甘く見ていたんです。
しかしグレーでも、自閉の傾向があると、やはり自然に周囲から学習する
ということはあり得ないんですね。
年齢が上がるにつけ、親の指示もなし崩しになってしまいましたし、
パソコンに逃避してしまって、時間の使い方を身につける、自分の特徴、
力量や進路についてきちんと考える、などの、大事なことが後回し後回し
になってしまって、まだ実現できていません。
ただ見守るだけでは何の役にも立たなかった(むしろ害になった)、
時間を無駄にさせてしまった、と悔やんでも悔やみきれません。
▼ニノニノさん:
>又、相手との距離感がつかめず、以前のような問題行動に走ったらと思うと、持たせないに越したことはないのですが、だからといって、いつまでも永遠に持たせないわけにもいかないし、言って聞かせれば、今度はメールのやり方も自重し、常識的な使い方をしてくれるのではないかという期待もします。こういう時代ですし、使い方の勉強も必要ではないかとも思います。
タイトルでも「使い方について」となさってるように、ニノニノさんは
既に「持たせる」ことを前提に投稿なさってらっしゃるように思います。
そもそも上記も、「持たせる」ことの言い訳としか聞こえません。
こうやって息子のために言い訳を探してやって、息子の望みをかなえて
やろうとするお母さんが、今後きちんと息子の携帯の使い方について
管理できるか、干渉できるか、失礼ながらはなはだ疑問です。
ですから心理士さんやカウンセラーさんと、きちんと使い方について
相談して約束事を決めることをおすすめします。
また、”お気に入りの女の子”と言いますが、ニノニノさん、本当に
相手の女子の立場に立って考えたことがありますか?
おそらく一方的に気に入られて、ストーカーのような振る舞いをされた
その中学生の女子がどれだけ不安になったか、想像できませんか?
どうやら次の”お気に入りの女の子”ができたらしい、なんてのん気に
構えてる場合ではないと思いますが、反省が足りないと思いませんか?
私がもしその女子中学生の親だったら、こういうトラブルがあったにも
かかわらずまた息子に携帯を持たせたと知ったら、子どもの言いなりに
なってるバカ親、反省しない、卒業まで待てない自分勝手な子、
親子そろって常識知らずだ、と呆れると思います。
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