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こんにちは。私の精神科主治医から聞いたことですけど、「世の中の人は、楽しそうに見えても、辛いこともあるから、楽しいだけの人はいないと思いますよ。」と
言ってました。私はそんな当たり前の事にも気づけずにいました。
でも医師から言われても、実感としてよくわかりませんでした。
そして私自身が病気で自分の死をリアルに感じて、
食事できること
普通にトイレにいけること
歩けること
眠れること
など
それらが普通に出来る事が、こんなにもうれしいことなんだと気づきました。
私は結局、自分が体感できたから、そんな普通の事がうれしく感じます。
生きていて楽しいかときかれれば、「病気があるから体が辛いので、楽しいとは思えなくて、でも日常生活できるだけ感謝しないとなと思います。」
入院していた部屋が混合病棟で、色々な病の人がいました。
抗癌剤治療で辛そうな人。
難病の人。
幼い少女で癌の人。
など
誰でも生きている時間には期限がある。
そんな事にも気がついた。
私自身の命の期限は解らないけど、確実に死に向かっている。
それは、人間みな同じだ。
だからこそ、今この世で生きている時間に後悔しないように、
おいしいものを食べる
着物を着てみる
色々な書物を読む
色々な映画、テレビを見る
など
少しでも自分が興味あるものにふれてみる。
これが私の生き方かな。
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