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まー二郎さんへ
定型・女性です。
以前に就職試験の面接で
「あなたは、友人や周囲の人にどのような人だと思われている、と思いますか?」
という質問があり、とても困惑したことがあります。
自分の意志や考えを説明することばかり用意して、まさか他者の自分への印象や評価を聞かれるとは、予想もしてなかったし、受験者の人のほとんどが「う〜ん」と考え込んだそうです。
また「あなたにとって充実した時間とは、どういうときですか?」という、とても漠然とした質問の面接もありました。
このように面接とは、誰にとっても「想定外のことが起きる場面」であろうと思います。
ましてや、アスペルガーをお持ちの人にとっては、表情や声や態度のセルフモニタリングが弱いとか、質問の主旨をとらえにくいとか・・いろんな苦慮があると思います。
可能であれば・・ですが、その職場の受験者などから「過去、このようなことを質問された」という情報も心構えの一つとして有効であろうと思います。
(面接官のタイプが、その年により違うとあまり役には立ちませんが)
それと、即答に迷った場合、質問者に対して「申し訳ありませんが(←質問に質問を返すことに対してのおわびの意味)、このような質問主旨として答えさせてもらって良いのでしょうか?」と、主旨確認をしながら考えをまとめる・・という手もあります。
「そんなことを聞いているのではない」という誤答回避には有効かと思います。
表情とか目線など印象的なことは、誰かを相手に&鏡を見て練習を積むことしか無いだろうと思います。
定型者は、日頃から鏡を見て、無意識ながら表情にもチェックを入れているので、自然に「相手を意識した表情」を作れるのだと感じます。
意識を持って鏡を毎日見る習慣も大切と思います。
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