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>アスペルガー症候群やADHD等、精神遅滞を伴わない発達障害について「障害は個性である」という主張がある。
その言葉が出てくる状況や、口にした人にもよりますが
「障害”も”個性である」と言えるケースもあるとは思います。
>例えば、アスペルガーやADHDと同じ意味に於いて、ダウン症や小児麻痺や血友病も個性と言えるのだろうか?
すべて違うものなので一纏めにしてしまうと論点がぼやけていき、
”極論”として「あれが認められないなら、これも認められない」
という事で「障害”は”個性ではありえない」
と言う結論意外認められなくなります。
>最近、芸術家や科学者でエキセントリックな人達を、誰でも彼でもアスペルガーやADHD呼ばわりする風潮があるが、それは違うのではないか?
>彼らは、三つ組の障害等とは無縁であるばかりか、むしろ非常に社会性に長けていたり、興味の対象が驚くほど広範囲に及ぶ場合があり、自閉性とは正反対である)
確かに奇行ありきでアスペルガーやADHDであると断定するのはどうかと思いますが、アスペルガーについて言えば(他の症例についてはあまり詳しくないもので)興味の対象が広範囲に及ぶから”自閉的では無い”という訳ではなく、
他の事で多少一般常識と言ったものに疎い事はあっても、自分が興味を持っていることやその延長上にあるものに関しては人並み、あるいはそれ以上に積極的というか「突き詰めなくては気がすまない」というのも
言い方は悪いかもしれませんがアスペルガーの一側面であると考えています。
>つまり、どう考えても発達障害は、個性などと呼ばれるものではなく、血友病や小児麻痺やダウン症とまったく同じ障害の一つであり、一見して誰にでも目に見えてわかる障害ではないという事だけなのではないのか?
>
>皆さんは、「発達障害は一つの個性」だと思いますか?
>
他の方もおっしゃってますが、個性と言う言葉の受け取り方しだいではないでしょうか?
もし、誰かが血友病や小児麻痺やダウン症であったとして、
その人が詩や写真、絵画やプログラミングなど弐興味を持ち
その事についてその人と話したり習ったり、教えたりするのが苦痛ではなく、
アスペルガーやADHD、ダウン症や小児麻痺や血友病である事がその人を判断する上では些細なことであり、
逆にそれらのペナルティを持っている事で他とは少し違った目線や感性を得たのではないか?と思えたなら
「発達障害”も”一つの個性」
と言えるのではないでしょうか。
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