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▼林檎の種さん:
> 私も電話の応対や来客の応対はことごとくダメでした。電話は私は耳が少し遠いようで(発達障害と関係あるか分かりませんが。)相手の声が聞き取れない事が多いんです...。昔、聞き取れず何度も聞き返してそれでも分からずに相手を怒らせてしまったことがあります。なのでもう電話の応対の仕事はしたくありません。
>それに、私も電話してても自分の周りの人の話し声やうるさい環境だとさらに電話の相手の声が聞き取れなくなってイライラするという状態だったので、とても電話応対は私には勤まらないことがわかりました。
我々にとってつらいのは、電話の相手が、電話の窓口のパニック状態をまったく想定しないで電話をかけてくることが多い、ということです。すなわち、誰でもごく当たり前に電話の応対をこなせる、と思い込んでいるので、決まりきったパターンならOKでも、ソフトウェアのクレームなど、相手が感情的になっているケースではこちらはパニックになるばかりで、それだけでも頭の中が真っ白になってしまい、社長に「貴方の会社は精神障害者を雇っているのですか?」と呆れた口調で突っ込みを入れる、ということが自然と多くなります。
以前の職場では上司が発達障害に無理解なケースがほとんどだったため、電話の応対も無事にこなして当たり前、みたいな態度でした。中には電話の応対がまったくできないなんて信じられない、という表情をしていた上司もいました。
>でも、私もいい歳だし親はこれ以上はもう援助しないと
>思います。仕事についてはまだ私は未開拓な部分が多いので、これから色々な
>知識を増やしていかなければ。。。と思っているところです。
精神的には親離れは進んでいると思います。
発達障害の場合、親離れに失敗することも多いという話を聞いていますが、その点では貴方の場合は心配は要らないでしょう。
>最近分かったことですが、定型発達の人たちからしてみれば、普通の人に見える
>私が無知でしてしまった事や言わなかった事などが、普通の人にとってみれば
><私が、わざとやった。とかわざと言わない>と取るということです。
>つまり、定型発達の人は私が知らなくて言わなかったとか知らなくてやらなかったとは思わないという事です・・。(説明が分かりづらくてごめんなさい)
私も、同じような経験で実際の失策以上の責任を負わされたことは日常茶飯事で、上司がわがままなほど、また発達障害に無理解なほど「被害」は深刻でした。
連帯責任になるはずの同僚が無罪放免、という理不尽な展開に泣かされたことも珍しくありません。ひどいときには、自分の失策の300%も責任を問われたことさえありました。
>本当ですね。私が人間関係のルールや法則を知らなかったために引き起こした
>孤立やトラブルがたくさんありすぎてトラウマになっているので、このまま
>次の職についても、また繰り返す恐れが多いです。。。
>今は医療機関で治療も受けていますが、鬱状態は投薬だけで治るものでしょうか? 私は、やはり自分の考え方や脳の機能障害などから鬱状態を引き起こしやすいと考えています。
>となると、やはり認知療法でしか治らないのでしょうか・・・・
時間はかかりますが、薬物療法の効果は絶大です。医療機関の指示さえ守っていれば大丈夫でしょう。
ASやADHDは確かに2次障害で鬱状態を訴えるケースが多いですね。特にADHDと鬱状態は発生メカニズムが一部共通しているということが知られています。
大切なのは、効果が認められないからといって勝手に薬を止めないことです。効果がないように見えても、医療機関は辛抱強いので心配は要らないでしょう。
>文化サークルというのは具体的にどういうことをどこでするような組織ですか?
>よかったら教えてください。
例えば、各地の青年会議所などが主催している料理教室や華道教室、ダンスサークルなどです。地元の新聞社や、ショッピングセンターなどが主催している場合もあります。
スイミングスクールや英会話教室も文化サークルに含めて考えていただいてもよろしいかと思いますが、会費が高いのが気がかりです。
ボランティアサークルについては、役所に問い合わせてみるのも一つの方法ですし、口コミから参加できればそれも構わないと思います。
自分にできそうなものを選んで参加するのもよし、苦手なものを克服するのもまたよし、でも鬱状態にあるときは自分の得意そうなものを選んで参加されるほうがベターでしょう。
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