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たまくしさん、こんにちは。返信を有難う御座いました。
何度もたまくしさんからの返信を読み返しましたが、もしかしたら共感ベースの返信を求められているのかなぁと・・・だとしたら、私には難しいのかもしれないですが・・・
私の場合には少し離れた所にですが、AS傾向だろうと思える同姓の友人がいます。無愛想で淡々としていてマイペースで人付き合いが好きではない人ですが、話しに行くと私が妙に落ち着くんです。同じとは思えませんが、良く似たタイプの脳なのでしょうね。ただ私がその方と接する時に気を付けているのは、私なりに一定の距離感を保ち、意識して依存にならないようにしている事です。
社会にすがりつかず、来るもの拒まず、去るものを追わず、一人で生活しておられます。その方を見ていて思うのは「自由」の一言に尽きます。周りの人の評判を聞くとやはり「変わり者」「怖い人」等ですが、私はそうは思わなかったです。
それと私は、アスペルガーは、脳の障害であると言う医学での見解がある事は承知していますし、自閉症は遺伝であると言う事が一部言われているのも知っています。そして、どうも自閉症者は「視覚的思考」をするらしい事も学びましたが、例えば、将棋の羽生善治と言う方がその世界で圧倒的に強かったのは、その思考方法が他の方とは違い、映像で戦略を練れるからだそうです。そしてこの名人を打ち破るのは、次世代の若い棋士たちのイメージ思考能力の飛躍的な発達によって成されるのではないかと表現されている方もおられるようです。(羽生さんが自閉症であると言う意味で書いているのではありません)
また、文化人類学?では、太古の人類は皆「視覚的思考」だったと言います。星を見て、鳥の飛び方を見て、潮の流れを見て(感じて)・・・当然ですが、それが出来ないと生活できなかったようですね。それが文明の発達と共に「言語」が発展し、紙に印刷描写され、その文字を言語的に理解できる人々(言語的思考)が大半になって行き・・・・それが現代なのではないでしょうかね?なんて考えたりしています。
同じ事柄でもその分野によって色々な解釈がなされており、私も含めての話ですが少数派だと診断されたからとて、大多数の人に合わせる為の方法をとる人も、独自の道を行く人もそれぞれで良いのではないでしょうか。自身が大多数と違うからと言う事で不安になる心理は理解できますが、周りの方々との違いを自身で認める事ができると同時に、そのASだからこその感覚を生かし、それが仕事面にも反映されればいいのになぁと思いました。
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