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エッグナースさんへ
将来は助産師さんになられる予定なのですね。
少し、きついかも知れませんが現場のリアルとして聞いて下さい。
私は、「この看護士さんはASなのでは?」と思った看護士さんに遭遇したことが2回ほどあります。
それは家族が入院中、こちらがその看護士さんに質問しても、まるで聞こえていないようにベッド付近の計器類の点検に集中して、こちらが話し終わってないのに、別のことに気を取られているかのように上の空で、何か口走りながら病室を出て行った・・・というような事が頻繁だったこと。
ほかの看護士さんは、緊急だと判断した場合シフトやルールに関わらず対応しているのに、その看護士さんは「緊急事態よりルール優先」とばかり、患者や家族を素通りしてしまう。
そういう態度に患者の家族が文句を言うと、受け入れや謝罪が無く、主旨とはずれた自分の意見や保身で精一杯という感情的な返事になり、こちらがいじめたような形成になってしまう。
そのようなことを通して知ったのは、その看護士さんに、他の看護士仲間や上司も日頃からどう接したら良いか、相互理解が出来るか・・・解らないままに患者や家族からのクレームが蓄積していた・・という現状でした。
医療現場に、医療関係者と患者側のコミュニケーションが大切とされていますが、やはり患者にとっても家族にとっても不安や苛立ちを和らげてくれる医師や医療スタッフの方には、信頼と感謝を感じます。
エッグナースさんは、多分医療知識などは優秀な方ではなかろうかと思います。
ただ、ひとつ気になるのは、エッグナースさんの不安が「我が身の待遇」のみで「患者さんに対して配慮」は全く無いのかなぁ・・という点です。
ですから、今の段階から周囲に「知らせてくれる人を作る」ということが一番大切だと思います。
「あなたのここは改善した方が良い」とか「そういう対応はいけないね」とか、逆に「あなたのそういう面は良い」など・・・人は誰しも指摘してもらって育つものだと思います。
指摘されない、アドバイスをもらえない、・・これでは現場に出たときに問題視されるのは当然です。
学校では孤立してもなんとか過ごせるでしょうが、医療現場の孤立はエッグナースさんにとっても患者さんにとっても窮地です。
希望の職場でお仕事ができるように「指摘のお願い」をして、どんどん指摘してもらって、素敵なナースになられて下さい。
ASの人がナースになれないとは思いません。
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