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▼鬼奴さん:
>本屋で月刊宝島を読んだら、
>「発達障害に気づかない女たち」
>なる記事があった。
>
>その中で、発達障害の専門家らしき教授が、
>アスペルガー症候群の人は猟奇的な事件を起こし、罪の意識を感じないが、
>それに対してADHDの人は罪の意識を感じるので危険ではない
>とアスペルガーの人をダシにしたことを言っていて腹が立った。
月刊宝島を立ち読みしたので、
うる覚えの範囲だが、記事に書かれてたことを
もう少し忠実に再現してみる。
(ADHDの人は危ないのか、という問いの後の星野仁彦教授のコメント)
「同じ発達障害でも、アスペルガーの人の犯す犯罪は猟奇的で、
罪の意識を感じず、同情心もない。
(それに対して)ADHDの人は、罪の意識にさいなまれ、思いやりもある。
それに、ADHDには治療法がある。恐れることはない。」
このコメントは、ADHDの人は安全だが、
アスペルガーの人には人間性や治療法がないので危険だ、
と言っているのも同然で、差別的ではないか。
アスペルガーの人にも(症状を軽くする)治療法はあるし、
思いやりもあるのだが。
そして、アスペルガーでもADHDでも犯罪を起こす人は稀なのに、
犯罪を起こす事を前提にしているのも問題だ。
この記事で、星野教授は新薬のコンサータを「ADHDの特効薬」と紹介するが、
コンサータがあたかもADHDを完治させる薬だと誤解される書き方だ。
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