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▼ali,forever!さん:
> テンプル・グランディンという自閉症の当事者が書いた、
><自閉症感覚(かくれた能力を引き出す方法)byNHK出版、
>原題<The way I see it:a personal look
>at Autism and Asperger's>Temple Grandin著、という本の
>紹介が今月か先月のNHKラジオの英語講座のテキストにありました。
前のスレッドでテンプル・グランディンさんの「自閉症感覚」を紹介した者ですが、発売されたばかりなので私もまだ現物を手にしておらず、感想を書くことができなくて大変申し訳ありません。
その代わりといってはなんですが、
「自閉症感覚」の説明をアマゾンのサイトから引用します。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/product-description/4140814209/ref=dp_proddesc_0?ie=UTF8&n=465392&s=books
『内容
コミュニケーションがうまくとれない、いつもパニックを起こしてしまう―自閉症の人たちは、アンバランスで鋭敏な独特の感覚ゆえに、学校で、社会で、苦しんでいる。しかし、みずからも自閉症をかかえながら、動物科学者として活躍する著者は、「自閉症感覚」は磨けば光るダイヤの原石だと言う。どのようにサポートすれば、自閉症の人たちは輝くことができるのか?彼らの社会的自立をめざすための究極のテキスト。
出版社からのコメント
自閉症の当事者が、その特有の考え方や感じ方、得意なことや苦手なことを、みずからの経験を踏まえて分かりやすく解説した本。仲間にとけ込むにはどうしたらいいのか? 一般常識を身につけるには? 個性はどこまで大切にするべきか? そして、自閉症特有の能力を活かすには?
著者は、アメリカの著名な自閉症者で、動物科学者でもあるテンプル・グランディン。医師や専門家ではなく、自閉症者本人による専門的な解説であるというところに、大きな意味があります。そのため、本国アメリカのamazon.comでは、刊行から1年以上経った2010年現在でも、関連書のランキングベスト3を占めるバイブル的存在です。自閉症・アスペルガー症候群の人をより深く理解するために役立ちます。
カバーの折り返し
「私は、人が目の動きで気持ちを伝え合うことを、
50歳を越えたころに本で読んで初めて知りました」
コミュニケーションがうまくとれない、いつもパニックを起こしてしまう----
自閉症の人たちは、アンバランスで鋭敏な独特の感覚ゆえに、
学校で、社会で、苦しんでいる。
しかし、みずからも自閉症をかかえながら、動物科学者として活躍する著者は、
「自閉症感覚」は磨けば光るダイヤの原石だと言う。
どのようにサポートすれば、自閉症の人たちは輝くことができるのか?
彼らの社会的自立をめざすための究極のテキスト。
著者について
テンプル・グランディン
コロラド州立大学准教授。動物科学者。動物施設の状況を監査する会社を経営しながら、自閉症関連の講演を多数行なう。2歳のときから自閉症の典型的症状(言葉を話さず、常同行動を行なうなど)が現われ、さまざまな療育を受けた。『動物感覚』(NHK出版)はニューヨークタイムズ・ベストセラー。ほかに、『我、自閉症に生まれて』『自閉症の才能開発』(以上、学習研究社)など著書多数。
著者略歴
グランディン,テンプル
コロラド州立大学准教授。イリノイ大学で動物科学博士号を取得。自ら経営する会社「グランディン・ライヴストック・ハンドリング・システムズ」を通じて、世界中の動物施設の状況を監査する。また、自閉症について講演を行ない、多くの自閉症の人々とその家族を勇気づけている。つねに、自閉症の人々には何ができるのかという社会の通念を書きかえてきた。自分自身の不安をやわらげるために開発した人体加圧装置「締めつけ機」は世界中で知られている
中尾 ゆかり
西南学院大学文学部卒業、翻訳家
辻井正次教授(中京大学現代社会学部)
この本は、テンプルさんの視点ではあるものの、非常に実用的で、臨床家の観点で正しいと実感させる記述に満ちている。特に、知的障害のない、高機能の自閉症スペクトラムの人たちにとって、社会的に人づきあいをどのようにこなしていくか、あるいは就労に向けてどういう取り組みやスキルが必要になるのかという部分に関しては、ともすると臨床家たちの記述よりもバランスの取れた内容になっている。
トニー・アトウッド博士(自閉症の世界的権威者)
テンプルは私のヒーローだ。自閉症の理解に世界でもっとも貢献した人物は、まちがいなく彼女だろう。 』
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