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サーモンさんへ
チハルです。
お返事、ありがとうございます。蛇足ではないです。貴重なご意見だと思います。
>当事者を置いて竜巻のようにいなくなることは、なるべくないようにしてもらいたい。
>ASと明言されたスタッフとしてそこにいるなら、何も文句は言えないのです。
うーん、当事者を置いて・・・という状況は、私としては残念ですが起きてしまうことがあります。というのも、研究室内の学生は皆その男性がASであるということを知らされていないのです。男性本人やご家族が、学生には言わないで欲しいという要望を先生の方へ出しているそうです(何故言わないで欲しいのかは、私には分かりません)。
私も学生ですが、研究室の学生をまとめる、というポジションについていることから特例として先生から内緒で知らされているのです
(学生に言うな、という要望を先生が破っていることを知ったらもしかしてその男性は怒りを覚えるのかもしれません。私が知っているという事実にも傷つくのかも、と今思いました)
ですから、事情を知らない学生達から見ると、その男性はいわゆる「普通の人」であり、「他人のものや研究室のものを勝手に盗る、嫌なヤツ」と思われても仕方のない状況になります。「嫌なヤツとは一緒にいたくないよ」と別の学生に言われてしまうと、事情を説明できない私は、無理やり仲良くしろとは言えません。
今回の問題の解決策としては、やはり「勝手に触る」ことがやめられるようになることです。
今回の問題が解決すれば「少し個性的な人」という枠で学生達に受け入れてもらえるように見えます。
私個人としては、ASであることをみんなに認知してもらったほうが、協力的に物事を解決できるという意見です。けれど、それは当事者とそのご家族の考え方(皆に告知しないこと)の方が、他人の考えより優先されるべきでしょうから、私が学生に明言することはできません。
何も言わないからといって、当事者の方の心が傷ついていないわけじゃない、ということが分かったのは、ありがたいです。
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