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40代男性、発達障害当事者です。
私も両親の心無い言動、態度に傷つけられてきました。
今も過去のその場面が不意に蘇ってきて、苦しめられること度々ですし、現在もその言動や態度に憤りを感じたりしています。
それで苦しい思いをなんとかしたく、いろいろな本を読み漁って解決のヒントを探しているところです。
その中で少し救われたのが、「毒になる親」スーザン・フォワード著 です。
もしこの本をお読みでなかったら、一度目を通していただいて参考にしてはどうでしょうか。
本当のことを教えたほうが良いかどうか、判断材料の一つになると思います。
私の気持ちが少し楽になった文章を引用します。
第九章 「毒になる親」を許す必要はない
> 誤解がないように付け加えておきたいが、私はけっして「親を許すな」と言っているのではない。
> 本当に許すことができるのなら、それはかまわない。だがそれは「心の大掃除」という長い道のりを経て、すべての整理がついたうえで、最後の結論としてそうなるのでなくてはならないということなのである。
> まず最初に「許さなくてはすべてがはじまらない」というのでは、順序が逆なのだ。
※改行位置は変更しています。
本を読み漁って、いわゆるスピリチュアル系の本も何冊か読みましたが、それらの本にはたいてい、まず許すこと、というようなことが書かれています。
それができない自分は悩んでいました。でもこの本ではそれでは「順序が逆」と言っています。そこに救われました。
私はまだ「心の大掃除」という長い道のりの途中なんだな、と思っています。
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