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▼緑茶さん:
はじめまして、緑茶さん。
私は小学校高学年のアスペルガーと診断されている子供(女の子)の母親です。
緑茶さんの今の苦しみや悩みからの突破口となりえるのは、やはり同じ苦しみを味わい乗り越えてきた当事者の皆さんからの言葉であるだろうし、私などが口を挟むのは場違いかなとも思ったのですが・・・今ちょうど年齢的にもわが子への告知をどうするかと悩んでいたこともあり、緑茶さんの気持ちがすごくストレートに伝わってきて、レスしたくて出てきてしまいました。
ちなみに、うちの子もコミュニケーションタイプはもともと積極奇異型です。(^^)
>私は正直これまでにない絶望に襲われました。
>インターネットや本で調べてみるとアスペルガーというものがどれ程この社会で理解されにくく、生きにくい障害か
>思い知らされ、将来に全く希望が持てなくなりました。
そうだったのですね・・・残念なことにインターネットや本の情報などを見ていると、どうしてもマイナスの面ばかりがかなり強調されてますから緑茶さんがそう思われるのも当然かと思いますよ。
プラスの面を語る時というのもよく著名人・有名人の名前が出されますが、これだとなんだかあまりにも現実離れしていて、自分にはそんな才能なんかないとかえって辛くなるというお話もあちこちで耳にしたりします。
でも、ネットの世界よりもリアルな世界のほうがずっと「幅広い」ですよ。
ネットにはどうしても「現在困っている人」がいろいろ書き込むことが多くなります。なので、目につくのは困ってる内容ばかりになりがちで、マイナスな印象が先行するのでしょう。
ところが、リアルな世界では「アスペルガーでも普通に溶け込んでいる人」も目立たずたくさんいて、そういうかたがたはネットに書き込んだりすることはほとんどない場合が多いと想像します。(そんな必要がないですからね。趣味とかだとあるでしょうが。)
つまり、アスペルガー=普通の人と同じように結婚や生活が望めない ではけしてないです。
実際に、主人がたぶんアスペルガーですが(正式には診断をもらってはいませんが、子供の主治医にはそう言われています)、今現在 こうして私と結婚もして、子供もいて、一般企業の管理職に就き、さすがに社交的ではないですが職場でも問題なく生活しています。(二次障害も一切ないです)そんな人もいます。
そして、そういう人たちはあえてアスペルガーであることを公表はしないでしょうから、実社会では隠れて相当数いるだろうと予測できます。
そして、実社会の中で溶け込めている人の実数と困っている人の実数というのはまだ全然把握されていないですから、実は意外と溶け込んでいる人の数が相当数多いとも考えられます。
>けれど、症状としては
>『寂しがりだが友人が少ない』『空気が読めない』
>『知らない内に人を傷つける』『意味も無い同じ動作を繰り返す』
>等、認めざるを得ない位当て嵌まっていて悲しいやら悔しいやら何とも言えない気持ちに支配されています。
>最近では『自分がアスペルガーだから何もかもうまくいかないんだ。』
>『アスペルガーだから嫌われるんだ』
>『アスペルガーだから迷惑をかけるんだ』
>…と自分の全てがアスペルガーによって否定される様にまで思えてきました。
緑茶さんは診断を受けて、まだ間もないのかな?
きっと今、こんな気持ちに襲われているのも、診断後に通る精神的な過程で、そういう時期なのかもしれないですね。
そういう気持ちを通って、さらに精神的に成熟されていくのかもしれませんね。
うちの子も、非常に寂しがりです。基本的に人が好きなんでしょうね。緑茶さんもそうかもしれませんね。
たしかに積極型は、コミュニケーション頻度が多いだけにトラブルにも合いやすいですが・・・そのぶん、経験値も上がりやすいように感じてもいます。
子供の主治医は、『自閉圏の人には、何百何千の言葉を並べてのどんな説得なんかよりも実体験がすべて』と話してくれましたが、どうでしょうか。
トラブルの体験によるショックをしっかり吸収・緩和して、逆にどれだけその実体験を『次に上手く活かすか』によって、生き辛さはかなり緩和されていくとの事。
言うは易し 行うは難し、ですが、でもやっぱり何事も経験するということは、チャンスでもあるとも思うんですね。
そういう意味では、積極型には 積極型の良さがあると私は思っています。
うちの子の実体験なのですが、小学校低学年中学年と仲の良い友達がひとりもできず 学校でひとりでずっと日々過ごしてきたようです。寂しがり屋なので、きっととても寂しかっただろうと思います。
それでも、彼女はがんばってソーシャルスキルトレーニングを地道に何年もコツコツ積んできました。
そして今年、それまでは仲良くなかった子と急激に仲良くなり、不思議なくらい仲良しです。それ以降、それまでクラスで交流がなかったような子とも雑談が増え、友達の輪が広がってきています。
緑茶さん、まだ落胆するには早いです。将来をあきらめるには、まだまだ早すぎる。
まずは、支援してくれる周囲を見つけ、固めましょう。
発達障害者支援センターなどをまずはとっかかりに、安全なところから味方を増やしていきましょう。
今はまだ、あなたの表面的なところしか見てない人々にしか出会ってないでしょうが、きっと必ずあなたの内面の良さに魅かれる人、気がついてくれる人に出会うはずです。
定型の人達にもいろいろな人がいます。
わが子や療育先のかたがたとの経験から、どちらかというと社会性の高い(社会性=社交性ではないので、社交的ではない人もいます!)人が、アスペルガーの人の気持ちまでも読んだり察してくれやすいです。
そういう人を見抜けるようになってくれば、人付き合いに嫌な思いをする確率が減ってくると思います。
積極型のほうが、行動力があるぶん そういう人を見つけられる確率は高くなりますしね。
とりとめのない、長文になってしまってごめんなさい。
少しでも、気持ちが楽になりますように☆
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