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▼Oliviaさん:
管理人です。少し気になる表現が幾つかありましたので、今後気をつけていただけたらと思います。医学関係に進まれるという志望があるのでしたらなおさらお願いいたします。
>母は、私が生まれる前からドーマン博士の教育本などを読み、私が0歳のころからドッツカードなど行ってきました。それ故に視覚が発達したのかもしれませんし、もし母がドーマン博士の教育法を私に行わなかったら、私は自閉症だったかもしれません。(確信はありませんが)
このような書き方は誤解を招く可能性があります。自閉症は先天性の脳の障害ですから、どのような教育法をしても自閉症が治ることはありません(症状が改善する可能性はありますが)。
高機能自閉症とアスペルガーの違いのことを指摘したいのでしたら、もう少し丁寧に書いて欲しいです。
また今度改訂予定のDSMからはアスペルガーの名前が消え、自閉症スペクトラム障害に統一されることになっています。
>そういえばこの掲示板でドーマン博士の話題があがったことがないですね。
>今度投稿してみましょう。興味深いです。
ドーマン博士の理論は現在アメリカの理学療法士の団体などからは「効果なし」ということで、エビデンスが取れていない療法として問題視されています。日本でも何度か彼の理論やトレーニングなど紹介されていますが、現場では否定的な見方が大半です。
理由としては理論に科学的な裏付けがないことに加え、トレーニングのための拘束時間が高いこと、セラピーに莫大なお金がかかることが挙げられています。ドーマンプログラム通りにやると、恐らく日常生活を普通に送ることは不可能でしょう。
1970年代後半から80年代前半には注目を集めた理論でしたが、今では異端視されているのが現状です。関連本も何冊か出ていますし、ネットでも検索すると出てくると思いますからそれを読まれてみるといいでしょう。
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