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納豆さんこんにちは。
私は人生の目標なんて「現状に満足する術を覚え、尚且つ、心身の健康に注意して、のんびり暮らす」でもいいと思いますよ。逆に、自分の時間をのんびり暮らすことを知らず、自分自身についてはいつも不満を抱いていて、ことある毎に他人や社会に不満を持ちいつも批判したりする人って資本主義のイデオロギーの虜なのだと思います。
資本主義って基本的に、資本としての市場が常に拡大し続けなければ成り立たない主義ですから、常に社会成員の中に不満（自分の生活に対する不満であり社会に対する不満であり他人に対する不満）を植えつけておく必要があります。なぜなら、自分の容姿に満足している人は美容用品を買わず、自分の生活に満足している人は日用品以外のモノを買わず、娯楽施設にも出向かず、社会に満足している人は社会変化を望まず、他人に満足している人はそこから動かず・・・等々によって社会の中に流動性や需要が生まれず、市場が拡大しないからです。ですから資本主義の国の新聞やメディアはこぞって国民の不満を煽る様に仕向け、国民が社会やら他人やらに不満感情を抱き、互いが互いを批判し合う様に誘導していきます。だから人間は資本主義によっては（どんなに資本が拡大しようとも）絶対に幸福の境地には至れないのです。なぜなら資本主義は人間の不幸を食らって増殖する生き物だからです。
ですから私は、現状に満足する術を覚え、尚且つ、心身の健康に注意して、のんびり暮らす事によって幸福の感情を身近なものとし、行き過ぎた資本主義システムに歯止めをかける事、これを半ば人生の目標としています。そのためにも、テレビなんて見ないし、新聞なんて読みたくもありませんし、世論等聞きたくもありません。所詮世論も資本主義イデオロギーに汚染されている以上、かかわり合いになるだけ自分の不満もまた膨れ上がっていくのです。それは自分が幸福になる事を遠ざけるばかりでなく、資本主義イデオロギーの宣伝に手を貸し、人類全体を不幸に導く事を意味しています。
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