|
▼桜井さん:
>とは、治らない病気じゃないと思います。
>この病気の本質は他人を心から信用することができないことです。
>ACやボーダーと呼ばれる物とは、名は違えど、本質的に同じものだと私は解釈しています。
私もそれに近い考えを持っています。
>要するに、育った過程に問題があるんですよ。
ここは私も悩んでいるところです。ACの理論ではこれを「機能不全」と言いますよね。そしてその中にいる自分は「IP(問題とされる人)」と言われます。でも、私は
自分が「問題なのだ」と思いました。関係性の問題だけなのではなく。その問題はいったいなんなのかと考えていったら、それがDNAの問題にたどりついたわけで。
DNAのことで自分が逃げているわけではありません。むしろACの理論上で当然なはずの「回復(リカバリー)」と違う路線になってしまうのですから、正直、怖かったし、自分の仕事上、本当に認めていいのかと思いました。
>ここに来る人は、自分の家族のことで人に言えない秘密があった人が多いんじゃないですか?
私もその通りです。「機能不全」でした。
ただ、ニワトリと卵の問題です。脳の機能が先なのか、環境の問題なのか、それはきっと家庭それぞれなのではないでしょうか。
>今から見ると、私の両親は完全に異常です。
ご両親の「異常」は、日本の歴史も関わっているのですね。
ただ、私の両親は歴史でも機能不全でもうまく解釈できませんでした。DNA=血なのだと解釈したら、納得しました。
>気付くことは怖いことでしたが、気付いたからこそ本来の自分を取り戻すことをできたんだと思います。
>そこから自分の人生は始まったと思っています。
>少しでも多くの人が真実に気付くことを願って書き込みます。
人が何を気づき、何を信じるのか。それはきっとそれぞれだと思います。桜井さんは誤っていないと思います。でも、「気づく」ことの何が真実かは、皆違っているような気がするのです。
真実は、桜井さんの真実・私の真実それぞれ。
でも、桜井さんの指摘は、臨床心理・精神医学・発達医学がどう関わり、リンクしていくかというとてつもなく大きなテーマに関係していると思っています。
|
|