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>実際、判断するのは「私」ではなく第三者で、「家でいくら宿題をやったと言っても提出していないのはやっていないのと同じ」「検定なども、一生懸命やったところで受からなければ受けていないのと同じ」マラソンでもいくら練習の時に良いタイムがでても本番で出なければ駄目となります。
>いくら立派な素晴らしいレポートを書いても「期日」までに提出できなければ意味がありません。
>本心はこう思っています。
確かに普通の子であるなら、それも言えるでしょう
でも、私たちの子が社会に出た時、常に結果が出せるとお思いですか?
他人とのコミュニケーションが難しくこだわりがある息子に実際に常に結果が出せるとは思えません。むしろつまずく事の方が多いでしょう。それで、結果が出せないからと仕事を辞めさせるのですか?
実際に10分の遅れを取り戻そうとはしませんよね。そういう事なのではありませんか?
結果が出せなくても努力できるのであるならば次につなげる事が出来る。一回の失敗で投げ出すことなく次の結果に向けて努力すればいいだけの事。それを社会に出るまでに教えるべきなのではないでしょうか?
>息子はどうしても出来ないこと、苦手なものがあります。
>だから、苦手なりにも一生懸命やってみたらどうか、100あるうちの80しかできなくても提出したらどうかと促しますが全部出来ていないからいやだとなります。
ええ、アスペの子は100点でなければ0点と同じと、極端な考えを持ちやすいです。
黒か白、中間のグレーなんかありえないといった考え方。
でも社会はグレーだらけです。そして、本人は出来ない事も多い。グレーが数多くある、その価値観をまず教えない事にはトラブルだらけになるでしょう。結果が出なければ投げ出してしまう。そうさせたいですか?
>いつか必ず、その「経過」が役に立つ時があるとは思いますが・・・世の中は結果主義では?
>親は経過を見ているので頑張ってるねと言えますが、社会、世間はどうかなという感じです
そうですよ。でも、結果を出せないいまま、投げ出すのが一番困りませんか?
だからこそ、結果ではなく経過を重視するのです。結果を出せるまで努力できるように。本人が行き詰らないように。
実際に社会に出れるように。
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