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▼ウッチーノ親父さん:
>貴兄の相談を読みましたが、まず「眼のことを勉強する学科」が何かわかりません。何の「国家試験」かもわかりません。これでは回答しようがありません。
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>「眼のことを勉強する学科」「国家試験」「医療系」から総合すると医学部の学生で将来は眼科医を目指しているということでしょうか?
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>国家資格はいろいろありますが、大きく分けると医師や弁護士などのように「独立開業できる資格」とMSWやPSWのように、専門知識を活かして医療機関や福祉施設などに有資格者として就職する資格があります。
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>アスペルガーとは関係なく手先が不器用なため、専門職をあきらめる人は少なくありません。iPS 細胞研究のパイオニアと知られる山中Dr.は、臨床医としてはからきしダメで看護師からあからさまに軽蔑されていたそうです。その後、山中氏は臨床医をあきらめ研究職に転向してから偉大な業績をあげています。
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>山中Dr.は、おそらくアスペルガーではありませんが、国家資格を取っても仕事の現場で使い物にならなければ、意味がありません。自分に自信がない人は、資格取得マニアになる傾向がありますが、これはまったく無意味です。
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>自分に向いていない、どうしても関心が持てない、これ以上勉強を続けるのがつらくてガマンできないと思うなら、スッパリ退学すべきでしょう。イヤイヤ勉強して国家試験に合格しても社会に出て通用しないと思います。社会生活はそんなに甘くないことを自覚してください。
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>私は独学で国家資格を取得後に独立開業してから15年になります。この15年の間に大変苦労しましたが、顧客とのコミュニケーションを通して、ずいぶん訓練され、仕事のほうも安定してきました。こういう話し方をすれば顧客が安心するとか、こういう言い方は相手を不愉快にするので言うべきでないことは、すべて経験から学んだもので誰かに教えてもらったことではありません。
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>私はアスペルガーとの診断は受けていませんが、父、息子とともにアスペルガーの特徴が見られ、私自身もその傾向があることは自覚しています。誰かに理解してもらおうとか、助けてもらおうと思ってはいけません。この世の誰も自分を理解してくれないと覚悟してください。それが人生の出発点であり、大人の世界です。
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>貴兄はまだ若い。しかし、大学2年ということは成人でしょう?もう大人ですよ。誰の援助も受けずに自分の人生をまっとうする覚悟をしてください。多くの経験を通して、立派な社会人として成功する可能性は十分あります。まずは、多種のアルバイト経験を通して自分の得意分野を探すことです。
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