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私も高校生の息子を持つ親ですが、偏差値70の高校で体育以外の学科成績が良いなら、このまま東大一直線でもよいのではないでしょうか。大学を卒業すれば、履歴書上の学歴評価は最終学歴の大学で決まりますので、御子息があまりにつらそうで、これ以上今の高校に通学したくないとはっきり意思表示されるようでしたら、定時制高校や通信制高校に転校するという方法もあります。
一般的な履歴書の記載例では学歴欄に出身高校から記載する例が載っていますが、大卒採用の場合、出身高校は通常履歴書に書く必要がないので、転校履歴も書く必要がなく、支障はないと思います。(もし、違ってたら、ごめんなさい)
これは予備校のアドバイザーから聞いた話なので、正確かどうかわかりませんが、高校の体育は、どんなに下手でも、欠席せず真面目に授業に出席さえしていれば、単位を落とすということはないそうです。御子息は学科に関しては意欲的とのことですので、体育の成績が悪くても、大学受験に影響することはまずないでしょう。
また、通常、生徒を留年させるか否か、卒業資格を与えるか否かは、最終的に校長が決定する事項ですので、御子息が一流大学から合格通知をもらった後で、無情にも高校を卒業させてもらえず、合格が無効になる心配はまずないのではないかと思います。(ただし、国立大学附属高校での扱いについては全く知りませんので、確認しておいたほうがよいでしょう)
御子息へのエールとして、「高校3年間は人生の通過点に過ぎない。今は、大学受験ための勉強と、将来自分が進みたい分野を見つけるための期間だよ」と伝えてあげてください。
事の善し悪しは別として、今の進学校の実態は大学受験予備校です。御子息にとっては、体育の授業が円形脱毛症を起こすくらいに加重ストレスとなっているようですので、当面、親としてできることは、御子息本人には知らせずに、できるだけ早く、スクールカウンセラーに事情を説明、相談して、スクールカウンセラーから体育の先生に少し配慮してもらうようお願いしてみてはどうかと思います。
また、体育の評価があまりに低い場合、御子息が体育の授業をたびたび欠席して保健室で寝ていたりすることも考えられるので、そのあたりもスクールカウンセラーを通して確認してみる必要があるでしょう。高校の場合、義務教育でなないので、理由がなんであれ出席日数不足で留年、あるいは中退というケースがありますので、注意が必要です。
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