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はじままして
2週間ほど前にこのサイトを発見してから、時々書き込みさせていただいています「こんちゃ」といいます。
「アスペルガー」という言葉を知ってまだ1年ほどしか経っていませんが、診断を受けているわけではありませんが、私のどうにもならない対人関係のまずさや、なんとなく感じていた、世の中の生きにくさの原因が、”たぶん”これが原因だと思います。
このサイトで、たくさんの同じような人たちが居ることと共に「アスペルガーの館」の本があることを知り早速拝読させていただきました。
秋桜さんや、ご主人の真雄さんの話には、共感できることがたくさんありました。
とくに寡黙だったという秋桜さんの叔父さん(アスペルガーかどうかはわかりませんが)真雄さんに言った言葉
「由美ちゃんの旦那さんは、口下手なところが俺ににているな。でも彼はコンピューターの才能があるからいいよな。俺もあんなふうに、好きな車に乗って、好きな仕事をして生きてみたかったなあ」
という、言葉には自分が発した言葉のような気がして胸が熱くなりました。
私は、現在普通に仕事をし、普通に結婚をした50代のオヤジです。
仕事も、人とのコミニケーションが重要な、土木工事の現場監督をしています。
また、町内でも体育関係の世話係や、地域の世話役などをし、土日の陸上競技大会があるときは、その審判にも出向いています。
アスペルガーを知らないひとに、自分の脳に障害があるみたいと言ってもだれも信じないと思います。
自分の本質を、周りと同調できるように心の鎧で武装しているからです。
私は、保育園ではほとんど話さなかったような気がします。
そして、小学校1年の2学期から
「こ子のままではダメだ」
と思い、授業も積極的に発表するようにしました。
でも、修学旅行の班長になって、班の生徒のお世話ができなかったことをみんなに注意されたり、中学のときに先生が発した、少年犯罪に走る典型的なタイプだと言われたり・・・・
授業の発表はちゃんとできても、雑談になると話を続けられない等
アスペルガーの症状がよくあてはまります。
(もしかしたら、ただの性格なのかもしれませんが・・・)
私が、これまで一応普通に生活ができるようになったのは、小学校の頃からの読書と、記録が全てを評価してくれる陸上競技があったからです。
球技や団体スポーツだったら、人の心を読めず、監督やコーチに上手にアピールできない性格の自分だは能力を発揮できなかったと思います。
また、仕事である工事の現場監督のほうも、資格をとって自分の技術をアピールしたり、最近は発注者が工事に対する評価点をつけてくれることで、評価のうやむや感が少なくなったことも、会社内でうまく立ち回れない自分にとっては追い風になっているようです。
また、本能的にはやりたくない他人とのコミニケーションを取ることから避けられない仕事や役柄をすることが「療育」になっているように思います。
ただ、本にも書かれていたように、自分を「アスペルガー」だと認知してしまうことが努力する気持ちを削いでしまうことにならないように、今後も気を引き締めていきたいと思います。
ただ、いま上に短大の長女、下に高1の長男が居ますが、長男が自分と同じくコミニケーションををとることが苦手なような気がします。
私と同じく世の中としっくりいかないもどかしさを感じながら、生きていくしか術がないことを思うと、最近自分の遺伝子を引き継がせたことが不憫と感じています。
ぐだぐだと、自分のことを書いてしまって申し訳ありませんでした。
私の妻は、典型的な通常なタイプで、「自分に障害があるようだ」と言っても、きっと一笑に付されてしまうと思います。(そのほうが楽ですが)
このサイトで、私のような”生きにくさ”を感じている仲間が居るということが実感できるだけでも励みになります。
これからも、このサイトにお邪魔したいと思います。
よろしくお願いします。
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