|
▼ペプシNEX大好きさん:
はじめまして。
中学生の娘の母親です。
>10歳の娘が突然 字を書かなくなりました
>「書く」という言葉にも拒絶反応を示し、「書く」のかわりに「やる」とか「する」という言葉を使えと怒ります
>
10歳。
魔の年齢ですね・・・・(汗)
プレ思春期と呼ばれる年齢。
本格的な思春期は中学生になってから、女子の場合中2ごろがピークと言われますが(まさしく我が家の娘は怒涛の如しの思春期真っ最中。毎日四苦八苦です)、最近は女子の体の発育が良いことから10歳を超えるとほぼ思春期と同じような難しさが継続するみたいですねー。
問題は本人というよりも、同じ学年の周囲の子供たちが難しい年頃のために全体的に不安定な雰囲気になることにもあるようです。
グループ化や派閥化も進み、ちょっとしたことでも、例えば提出用のプリントの字の綺麗さや揃ってるかなどで誰かにキツイひとこと(言ったほうはすぐ忘れますが)をもらってることもあるのかもしれませんね・・・。
なにげないたった一言でも、回数が重なるとダメージは積み重なっていきます。
10歳以降は学校でグループ活動が非常に多くなり、人前で字を書かされたり、新聞作りなど役割を振られたりしてやりたくなくても子供同士のことですから強制されたりすることもあるようですねー。(先生の配慮の口添えでやらなくてすむ時でも、陰で子供たちから陰口をもらうことも。)
先生も注意していたとしてもいつもくっついてるわけにはいかないので、先生の目が届かないそのすきにグループの子たちにたいていキツイ責めを食らう事が多いんですよね。悲しいことですが。
我が家の娘もこの年ごろから自己否定感が強くなっています。
成長ではあるのですが、本人の社会性も上がってくることから他の子と自分を比較できるようになるので、どうせ自分はダメなんだ、努力をしたって何したってけしてうまくならない、すぐバカにされる見下されてる、と思うようになったのがこの頃からですね。
穏やかで家では素直だった娘が、ときどき別人のように恐ろしい形相を見せたり、暴言に近いセリフを吐いたり、爆発的なかんしゃく(たぶんパニック)を起こすようになり当時本当にびっくりしました。
思春期の反抗もありますが、それ以上に、学校生活の辛さの悲鳴、だったように今は感じてます。
>同じような方はいらっしゃいますか?
>娘はどのように感じ、どのようにしてほしいのでしょうか?
>
>どうやってまた字が書けるように導いてやったらいいのか、
>お知恵を拝借願いたいと思います
これまでに、きれいに整った字でなくともちゃんと字を書いていたのなら今後一切字を書かなくなる、という可能性は低いように思えます。
今は二次障害としての嵐の時期なのでしょうね・・・でも見守っている側は不安で不安で、今後どうなるのかもわからず見通しも何をしたらいいのかもわからず、焦りでいっぱいになってしまうんですよね。娘を愛してるからこそ、ただ見て待つのは母にはつらい。
たぶんお嬢さんには今はまだ時期でないとは思うのですが、お母さんにとってお嬢さんの気持ちが穏やかになってきた頃に参考になるのでは、と思うことを。
ご存じかもしれませんが「ビジョン・トレーニング」というのがあります。
発達に特性のある子たちには、視知覚に偏りがある子が多いとのこと。
一般的にLDの子だけのものと思いがちですが、そうではないようです。
例えば黒板の字をノートに写す作業の場合、視点のスムーズな上下移動が行われないと字を書く事がうまくできなくなるそうです。
他にも、ま正面から見た字なら認識できても、少し脇から斜め見をすると認識できなくなる、他にもますの大きさを見て字の大きさを都度調節するなども困難な子も多いそうです。(この場合、はみだしたり、一字一字の字の大きさがバラバラになります)
ビジョン・トレーニングは書籍も出ていますし、オプトメトリストの資格をもっている人に直接指導を受けたりもできるそうです。
メガネ屋さんでこういう資格を持っている方もいらっしゃいますよ。意外に身近にいて相談できるかもしれません。
もうひとつ、良書だと感じたものを一冊ご参考までに。
「発達障害の子の読み書き遊び コミュニケーション遊び」 作業療法士 木村 順監修
この本で紹介されてるものはちょっと子供っぽいものもありますが、実際に毎日ためせるものばかりです。
しかも遊びというところがみそ。(笑)
親子のコミュニケーションを兼ねて、リラックスを兼ねて試しています。
|
|