|
▼こらびさん:
はじめまして。
中学受験を経て一貫校に行っているAS娘の母です。
こらびさんも息子さんもすごく頑張ってこられたんだなあということが伝わってきました。
ただ、ちょっと気になったのがまだ小5。。。。。もしかして、塾(先生)の策略?にまんまとハマってしまったのかなあ、と。
特に、息子さんのほうが。
受験はそもそも長距離マラソンと一緒です。
走り過ぎればバテて走れなくなる。
娘の経験から考えても小6の2学期あたりからでもいくらでも偏差値などは変わります。つまり、それまでは成績やクラスの位置などさほど関係ないんです。(偏差値など小6夏から冬模試までに、10以上も変動したこともあります)
しかも、塾内の模試の順位などは実際にはあまり参考にはなりません。(息子さんに、機会があったらこのことをぜひ伝えくださいね)
なのに、息子さんは塾クラスの雰囲気から走らされ過ぎた状態だったんではないでしょうか。
困った事に、特に数字に目が行くASタイプの子は一回のテストの数字や偏差値に一喜一憂し振り回され過ぎてしまいがち。ライバルの子や先生の言動にも振り回されやすい。
こらびさんはたぶんすでにお気付きだと思うのですが、中学受験なんてしょせん人生のただの通過点に過ぎないんだけれど、子供にとって特に集団でクラス分けのある塾に入ってしまうとちょっとした洗脳?にかかってしまうんですよね。
子供にとってその世界がすべてに見えてしまう。
言い方悪いですけど、集団催眠みたいな。。。
本当は、周囲の影響を良くも悪くも受けやすい非定型の子は個別(せめて1対2)のほうが安定して受験に臨めるように思います。
我が家も当時個別を選択しました。
ただ、今息子さんは環境を変えたくないと思っている様子。
それもなんとなく息子さんがそう思う気持ちわかります。
今は、塾は休める時は休んで、落ち着くのを待つのがいいと私も思いました。
まだ偏差値も受験も気にしなくて良い。その時期になってない。周りの情報に振り回されないで、と言ってあげたいです。
勉強が嫌ならやらないでいてもまだ大丈夫です。追い付けない、ということありませんよ。
釣りも遊びも本もマンガも、ハマりすぎちゃうのも困りますが、それが息子さん自身の将来の夢や知識欲につながる可能性が大いにありますから。
やりたがるなら、やらしてあげればいいと思います。
そして、落ち着いて小6にあがってから、確かめてみるといいです。
息子さん、自分で本当に行きたい学校ややりたい分野の勉強など、ありますか?
自分から受験したい、と言い出していますか?
そこが受験に挑むかどうかのカギだと思います。
厳しい受験勉強をやり過ごし親子で気が付いた事は、塾で学んだ勉強もがんばった努力もすべて受験のためではなかったんだ、ということ。
受験がどういう結果だろうがきっと、身に付いた学習方法や工夫や忍耐の経験は生涯の財産になったことに変わりないとわかりました。
お子さんによっては中学受験が適する子と高校受験が適する子というのにわかれるそうです。
そこを見極めてあげたらいいと思いますよ。
我が家は正直、はたして中学で受験で良かったのか?と思う事があります。
どう進んだら正解なんてもの、ないから今もやっぱり悩んだりしています。
|
|