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Сашаさん
お返事いただきありがとうございます。
>検査は自分の障害程度を知ることが目的だったので受けました。
>必要な支援をお願いするには苦手部分の自覚が必要だからです。
>私は成人なので療育の必要はないけど,それでも支援が必要な箇所もあります。
>一番の理由は育児するとき自分に足りない箇所を自覚すること。
なるほど。すばらしい。ご自分にプラスになるとのお考えからだったのですね。
>健常児は気にも留めないようなことに気づいて考える,というのは
>そんな感じです。
これが、ギフテッドのギフテッドたる所以ではないかと思うのですが。
その意味では
Сашаさんもギフテッドなのではないでしょうか。
そして、このようなギフテッドの人たちの深い思考により
ギフテッドの人自身は悩みや葛藤をたくさん抱えてしまうのでしょうが、
多くの悩みを昇華して、孤高にまで至った時、
その深みのある人生が、周囲の人たちまでも幸せにする、と
考えているのは私だけでしょうか。
息子が3歳から大好きな芸術家にイサム・ノグチがいます。
彼は日本人の母とアメリカ人の父をもつハーフです。
ハーフであることや、おそらくギフテッドであることから
学齢期、戦争中、戦後と生涯を通して、
そのアイデンティティの確立とは格闘したように思います。
確か、コロンビア大学では医学を専攻していたのに、
芸術への関心と才気を発揮して、
モダンアートの世界へ身を投じることになったと記憶しています。
ノグチ自身の精神的葛藤はすさまじいものがあり、
生涯孤高の人であったと思いますが、
彼の芸術性や精神性を理解する人たちによって、財団ができています。
香川県にはイサム・ノグチの自宅後に、庭園美術館があり、
北海道にはモエレ沼というところに、
彼の設計した広大な遊び場があります。
息子をそのどちらへも連れて行き、ノグチの作品を堪能しました。
すべてのギフテッドとは、いいませんが、ギフテッドの特異性は
そうした役割をもつものとして、
非常に社会に貢献できるのかもしれないと思うことがあります。
>
>子供の世界は善か悪かの単純さ。
>それは悪いことなんだけど,本人はこうじゃないのかな?と言えば
>異端扱いで変人と呼ばれます。
最近の子供は、けっこうおませで、こういう言い回しをする子もいますよ。
会話を聞くとびっくりすることがあります。
>成人になってやっと私が言いたい意味を周囲は解ってくれるから
>今は天国です。
そうですよね。そのお気持ちわかります。
息子の場合は、極端な早熟さと幼さが入り混じった思春期を迎えて
混乱も大きいのでしょうね。
今日は校長と面談して、
授業中に一人だけ課題が終わってしまった時には
できた子用に適度なプリントを用意していただいて
それをやらせることで、暇な時間をつくらないように
することになりました。
あいた時間ができると、落ち着きがなくなり、それで注意されますから。
授業参観に行くと、大人でもきゅうくつな授業だから、
子供は座っているのはつらいだろうなと思います。
今日は遠足でした。
鼻水、咳ともにまだひどいですが、
心は週末の釣りにむかって興奮しているようです。
夫が帰ってくるなり、サッカーをしようと誘います。
つかれているのに・・、なにか試されている感じがします。
Сашаさん、お体お大事に。
返信お気づかいなきよう。
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