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3月11日から19日までの8日間、“副鼻腔炎(ちくのう症)”の手術のため、人生初の入院生活を送りました…
病室内は温度は25℃・湿度は40%を切るくらい…乾季の東南アジアみたいな環境なので、手術前夜からオペ翌日の朝までの“禁飲食時間”、結構喉が乾いてきつかったこと…鼻のオペだったため、食事がかなり塩気が少ない“全粥食”だったこと、さらには、滞在した部屋が“6人部屋”であり、同室の人とはカーテンで仕切られているのですが、“面会者のおしゃべり”“不意に鳴り出すナースコールなどの電子音”など騒音が絶えず…かなり厳しい8日間でした。
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“入院するとき…どんな荷物の支度をすればいいの?”
ということは、結構みんな悩むことかもしれません。
僕の体験から推し量ると…
A.衣類
下着各パーツ…(入院の日数÷2)くらい、一人暮らしの人は、洗濯室へ足を運べるくらい体力の回復していく過程を考慮して、多めに持つべき、ただ肌触りが気にならないなら、病院の売店でも売っているのでしのぐという手も…
あと…胸部のオペを受ける場合、“介護用の前ボタン下着”が必要!
必ず油性のマジックで、名前(カタカナのほうが良い)
パジャマ…病院でレンタルしたほうが、イオンで一着買うよりも安上がりだった
B.履き物
スリッパよりも、最近流行している“ソフトサンダル”のほうが、点滴を打ちながらの歩行移動もスムースにやれたし、足音が静かなので、快適だった
C.食器
コップ…プラスチック・金属製が望ましい。ガラス製や陶器製などは、落として割った場合、ケガにつながったり・掃除をしてもらうのが大変
スプーン…おかゆを食べるとき楽だった…ただ魚をほぐすのにはハシがあったほうが良い
D.おやつ・サプリ
昆布茶…薄めのが口を潤すのに良かった
ビタミンC錠…最近常飲しているSSRIの副作用の“出血傾向”のため、術後の出血に不安があったが、“1錠=500mg”のやつを1日2個”飲んだところ抑制することができた
チョコレート…“カカオ”には“傷口の修復を促す作用”があるということで持っていった、口の中で溶けるので、のどの入り口に置けば、歯を汚さずに甘味がのどを流れていくのが心地よかった。
E.洗面用具
手鏡…髭剃りを自分でやるときにないと不便
歯ブラシ…男性は複数本用意した方がベター、毛先が曲がったものを“安全カミソリ”の刃の掃除に使う
F.暇つぶしグッツ
本…文庫本〜教科書サイズの大きさがベター、ハードカバーの重い図鑑は、点滴中読むことが困難
折り紙…ゲーム機にうとい人にはこれがベター、トランプやオセロなどの相手がいないと楽しめないゲームは…AS周辺の人には“やりましょう”と声をかけることができないし不向き!手先の器用さをつけるためのエクササイズと割り切って、折鶴を折っていると、ナースさんに褒められた…
とまあこんな感じです。
で、これを何に詰めるのかというと…まず…海外旅行用スーツケースはひっくり返ったり、車いす利用者の迷惑になるのでボツです。スポーツバックぽい布製の旅行鞄のほうがいいです。
履き物以外は100円均一で売っている、A4〜B3の“ファスナー付きクリアケース”
に“ガテゴリー毎に”小分けしておくと、病院の引き出しに保管するとき便利です。
それから…どこの病院でも、“置き引き”があるようなので、現金を多額に持つことは避けた方が良いです。千円札10枚財布に入れておけば、テレビカードの調達
や薬を飲むときのミネラルウオーターを買うのには事足ります。自分の預金先の銀行が“デビットカード”対応の“カード”をやっていれば、それを持っていけば、入院費用は引き落としになるよう手続きできるそうです。
それと…Drから“受けましょう”といわれたかたちのオペの場合、加入している保険が“国民健康保険”の場合は、市役所で“高額医療費助成証書”を貰って
入院手続きの時に提示すると、トータルの費用が安くて済みます。
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