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リリィーさん、みつまめねこさんへ
管理人です。書き込みありがとうございます。
>私は定型ですが、みつまめねこさんの気持ちはコメントからよく伝わってきました。
>私も、今回の報道にみつまめねこさんと同じような解釈をしていました。
>ですからASの人の中には、喜ぶ人や安堵する人も居るだろうなぁと感じました。
診断を受けた、というのならそもそもなにか困ることや問題があったはずで、それが診断基準が変わったからといって消えるものではないでしょう。少なくとも今の診断基準で何らかの診断が出た場合、日常生活で本人もしくは周囲の人が何か負担を感じることがあるからだと私は思います。
喜ぶ、安堵するのはその人の主観なのでそれはそれで、と思います。本人や周囲の人が困らなければ問題はないでしょう。しかし、それで不利益を被る人が大勢になるとしたらそれは福祉の問題として考えなければいけません。そして、福祉は政治の問題に必ずつながります。この手の問題が主観だけでは片付けられないのは政治と絡むからなのです。
例えば今水俣病では患者認定で訴訟問題になっています。難病についても4月から公的支援制度が変わり、支援の対象外になった患者たちからは不安の声が出ています。支援の選択肢が狭まることで人生が変わる人もいます。そこは忘れてほしくないです。
みつまめねこさんは今学生で、あまり自分が困ったことが具体的にないのかもしれません。私も大学や国リハの学生の頃はそうでしたし、母が私の障害のことであれこれ言われることを疎ましく思っていました。
でも、就労して当時付き合っていた人(今の夫)と暮らし始めると自分の偏りを直視しなければ問題が解決しなかったのもまた事実です。そういう時に公的な支援があるかないかは、大きな違いになることがあるかもしれません。
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